
トモです。
そもそも、僕が韓国に興味を持ったきっかけは——
Netflixで
『梨泰院クラス』を観たことでした。
最初は
「なんとなく流し見しようかな」
くらいの気持ちだったのに、
気づいたら、
パク・セロイの不器用だけど
真っ直ぐな姿に心を揺さぶられてて。
物語ももちろんだけど、
画面越しに映るソウルの夜景や、
梨泰院の街並み、
あのエネルギーあふれる空気感に、
完全にやられました。
「ここに行ってみたい!」
そう思ったのが、
僕と韓国との出会いの始まりです。
そしてすぐにチケットを取って、ソウルへ。
初めての韓国旅行で食べたスンドゥブチゲの感動、
弘大のカフェで過ごした穏やかな時間、
屋台でハフハフ言いながら食べたトッポギの味。
そのすべてが、「また行きたい!」
を確信に変えてくれました。
それからというもの、
年に何度もソウルを
訪れるようになったんです。
だけど——
ふと、気づいたんですよね。
「自分、韓国行ってるって言いながら、
ソウルしか知らないじゃん…」って。
行くたびに同じ場所、同じコース、
同じ過ごし方。
それはそれで楽しいんだけど、
“住むように過ごす”には、
ちょっと物足りなくなってきた。
もっとローカルな韓国を知りたい。
もっと違う景色を見てみたい。
そんな気持ちが、
じわじわと湧き上がってきたんです。
そして最近
定年退職後に海外で
プチ移住をって考えているんだけど、
あれ?そしたら、
韓国もありじゃね?
って。
しかも
「ソウル以外の街にも
プチ移住してみたらどうだろう?」
と真剣に考えるようになりました。
旅行じゃなくて、
“住む前提”で街を選ぶ。
それって、
ちょっとワクワクしませんか?
ソウルも最高だけど、
港町の釜山、自然豊かな済州島、
伝統文化が息づく全州、
知らなかった韓国が、
まだたくさんある気がする。
そんな思いを込めて今回は、
僕が「住んでみたい!」
と思える韓国の街を
生活費や街の雰囲気、
観光スポットまでリアルに紹介していきます!
同じように
「ソウルしか知らないけど、
もっと韓国を感じてみたい」
そんな方にとって、
ヒントになれば嬉しいです。
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目次
ソウル:便利さは圧倒的。でも、暮らすとなると?
僕にとって、
韓国=ソウルだった。
初めて韓国を訪れたのもソウル。
梨泰院クラスの舞台になった
あの街並みに、心奪われて、
「絶対ここに来ってみたい!」
っていう思いで韓国に出掛けた。
明洞の活気、弘大の若者カルチャー、
東大門の深夜ショッピング、
漢江沿いのピクニック、
どこを切り取っても絵になる街。
正直、ソウルは何度行っても飽きない。
コンビニの品揃えも完璧だし、
地下鉄はわかりやすいし、
ちょっと疲れたらカフェに入ればいい。
チェーン店だけじゃなくて、
オシャレで個性的なお店が街にあふれてて、
生活するには本当に便利。
K-POPファンにはたまらないスポットもたくさんあって、
COEXモールのSMTOWNや、
事務所の建物巡りなんかもできるし、
『梨泰院クラス』のロケ地だって
普通に歩いてるだけで出くわす。
観光もエンタメも、
すべてが詰まってる街。
…だけど、ふと思う。
「じゃあここに
“暮らす”ってどうなんだろう?」
毎日が観光モードなら楽しいけど、
1ヶ月…いや、
それ以上を過ごすとなると、
話は別。
・物価は思ったより高い。
・街はいつも人でいっぱい。
・どこに行っても混んでるし、
ちょっとした外出が疲れる。
そしてなにより、
「落ち着ける場所が少ない」
って感じることも。
もちろん、
ソウルにも静かなエリアはあるし、
住宅街に入ればローカル感もある。
でも、中心地から少し外れないと、
暮らすような感覚って、
なかなかつかめないんですよね。
家賃もエリアによってピンキリで、
コスパよく抑えたいなら、
シェアハウスやレジデンス系も
視野に入れる必要がありそう。
それでもやっぱり、
韓国初心者にとっては、
安心して“暮らしやすい便利な街”
だと思う。
・初めての韓国生活
・Kカルチャーどっぷり浸かりたい
・便利で安心
そういう人には、
間違いなくおすすめできる。
ソウルは、“韓国に慣れるためのステップ都市”。
住む価値は、やっぱりあると思う。
✔ ソウルの特徴まとめ
・生活費目安:15万〜20万円(滞在先や食事スタイルによる)
・こんな人におすすめ:韓流初心者・K-POP&Kドラマ好き・便利さ重視の人
・観光&カルチャースポット:
- 景福宮(『トッケビ』ロケ地)
- 梨泰院(『梨泰院クラス』聖地)
- 弘大/明洞/東大門ショッピング街
- SMTOWN(COEXモール)、芸能事務所周辺
釜山:海と街のバランスが最高!
ソウルの次に気になったのが、
釜山(プサン)
でした。
正直、それまでは
「港町」っていうくらいのイメージしかなくて、
どこか地方都市っぽい、
地味な印象を持ってたんですよね…。
でも、
いろんな人のSNSやYouTubeを見ているうちに、
「釜山ってめちゃくちゃオシャレで
暮らしやすそう!」
って気づき始めました。
海沿いのカフェ、
ローカル感あふれる市場、
そして何より、
街と自然の距離感が絶妙。
海雲台(ヘウンデ)なんて、
リゾートかって思うほど綺麗だし、
海の向こうに沈む夕日を見ながら
一日を終えるなんて、
ちょっとした贅沢ですよね。
それに、観光だけじゃない。
暮らす場所としても、
釜山ってめちゃくちゃ
“ちょうどいい”。
ソウルほどの人混みもなく
でも都会の便利さはあって
スーパーもカフェも病院も
日本語対応のお店も意外と多い。
しかも、家賃や食費もソウルよりちょっと安め。
生活費を抑えながら、都市生活を楽しめる。
それって、
プチ移住には理想的じゃないですか?
Kカルチャー好きにもうれしいのは、
KNNセンターなどでK-POPの公開収録イベント
が行われることもあって、
推し活もできちゃう街なんですよ。
そして何気にアツいのが、
韓ドラのロケ地。
『ザ・キング:永遠の君主』や『ボーイフレンド』など、
釜山の美しい街並みが背景に映る作品、
意外と多いんです。
観光、生活、カルチャー…
どれも中途半端じゃなく、
ちゃんと“釜山らしさ”がある。
ソウルは都会すぎる。
済州島は自然すぎる。
そんな人にこそ、
釜山の「ちょうどよさ」が
刺さると思います。
僕自身も、
「次はここ、住んでみたいな」って
本気で思った都市です。
✔ 釜山の特徴まとめ
・生活費目安:13万〜18万円(滞在スタイルによる)
・こんな人におすすめ:海のある街で暮らしたい人/Kカルチャー好き/ゆるく便利な都市派
・観光&カルチャースポット:
- 海雲台ビーチ(『ボーイフレンド』ロケ地)
- 甘川文化村(『ザ・キング』ロケ地)
- チャガルチ市場/広安大橋の夜景
- KNNセンター(K-POPイベントあり)
済州島:自然派さんにはたまらない島暮らし
韓国で“自然に囲まれた生活”といえば、
まず間違いなく名前が挙がるのが
済州島(チェジュ)。
正直、最初は「ちょっと田舎すぎるんじゃ…?」って
思ってたんですよね。
でも、ネットなどで調べてみたら、
その美しさとゆるさに、
一瞬でやられました。
空港を出た瞬間に感じる、
潮の香りと柔らかい空気。
車で少し走れば、海と山が当たり前に広がってて、
「え、ここ本当に韓国?」
って思うくらいの解放感。
ただ、のんびりしてるだけで、
心が整っていく。
済州島は観光スポットも多くて、
漢拏山(ハルラサン)や
城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)みたいな
パワースポット的な自然も豊富。
ロケ地としても人気で、
『私の解放日誌』のあの静かな風景や、
カフェ文化が炸裂してるカフェ通りは、
K-POPアイドルが訪れた店も多く、
聖地巡礼にもぴったり。
でも一方で
暮らすとなると、
注意すべき点もある。
・基本的に車がないと不便
・冬の風がかなり強い
・都市的な便利さはやや薄め
なので、プチ移住といっても、
“完全リゾート”気分で行くと
ちょっとギャップがあるかも。
それでも、
「毎日どこかに行かなきゃ」とか、
「何かしなきゃ」とか、
そういうプレッシャーから解放されたい人には、
これ以上ないくらい
ぴったりな場所だなって思う。
1ヶ月、海沿いのカフェで読書して、
朝は波の音で目が覚めて、
散歩して、のんびりして、
それだけでいい。
“何もしない贅沢”を味わいたいなら、
済州島は最高。
✔ 済州島の特徴まとめ
・生活費目安:13万〜17万円(滞在施設による)
・こんな人におすすめ:自然派/のんびり過ごしたい人/都市に疲れた人
・観光&カルチャースポット:
- 漢拏山(登山&絶景スポット)
- 城山日出峰(朝日を浴びる韓国絶景)
- オルレ道(『私の解放日誌』ロケ地)
- カフェ通り(K-POPアイドルの訪問店多数)
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大邱(テグ):ローカル感があって生活コストも◎
大邱(テグ)って聞いて、
すぐに街のイメージが浮かぶ人って、
正直あまりいないと思う(;'∀')
僕も最初はそうでした。
「え、大邱って…どこ?」
みたいなレベルで。
だけど、
いろんな韓国旅行系のSNSやYouTubeを見ているうちに、
じわじわと気になってきたんですよね。
派手さはないけど、
地元の人の暮らしが見える。
観光地じゃない、
リアルな韓国の生活。
それが、大邱の魅力なんです。
ソウルや釜山に比べて、
人が少なくて、空気もどこかゆったりしてて、
「ここでなら、本当に“暮らす”って感じが味わえるかも」
って思ったんですよね。
しかも、
生活コストがめちゃくちゃ優秀。
家賃も安めだし、
食費もローカル価格。
市場で買い物して自炊すれば、
1ヶ月10万円台でもいけるんじゃ?
っていうくらい。
韓国語がある程度できる人には特におすすめ。
日本語が通じる場所はほとんどなさそうだけど、
だからこそ、
リアルな韓国語を“生活の中で”学べる。
そして、
意外とKカルチャー好きにも刺さるのが、
『サイコだけど大丈夫』のロケ地にもなった83タワー。
あと、音楽好きには
「キム・グァンソク通り」
っていうストリートもおすすめ。
壁画がたくさんあって、
ちょっとしたフォトスポットにもなってます。
正直、「これが大邱の超目玉!」
っていう派手さはないけど、
逆にそれがいいかなと。
“誰も知らない韓国で、
自分だけの暮らしを見つけたい人”には、
大邱はぴったり。
観光では見つからない魅力。
暮らしてみないとわからない心地よさ。
そんな場所に、
1ヶ月だけ身を置いてみるのも悪くないなって、
本気で思える街かなと。
✔ 大邱(テグ)の特徴まとめ
・生活費目安:12万〜15万円(ローカル暮らしでコスパ最強)
・こんな人におすすめ:韓国語を学びたい人/生活コストを抑えたい人/ローカル感が好きな人
・観光&カルチャースポット:
- 83タワー(『サイコだけど大丈夫』ロケ地)
- キム・グァンソク通り(音楽とアートのストリート)
- 西門市場(地元密着グルメが楽しめる)
まとめ:自分に合った“韓国の街”を見つけよう
今回紹介した韓国の5つの都市は、
それぞれがまったく違う表情を持っています。
・便利さと刺激が揃う、定番のソウル
・海と街のバランスが絶妙な釜山
・自然と静けさに癒される済州島
・生活コストを抑えたいなら大邱
・歴史とローカル文化を感じる全州
それぞれに良さがある一方で、
「自分にとって何が大事か?」
を明確にしないと
情報が多すぎて
逆に迷ってしまうかもしれません。
「買い物やKカルチャーを満喫したいのか」
「自然の中でのんびり過ごしたいのか」
「生活コスト重視なのか」
「語学や文化を深く知りたいのか」
それぞれの都市を比べながら、
自分の理想の暮らしを想像してみる
これこそが、
プチ移住先を選ぶいちばんのポイントだと思います。
ちなみに僕自身も、
まだソウルと済州島にしか行ったことがなくて、
今回のようにいろんな都市を調べながら、
「どこが自分に合いそうか?」
を考えている真っ最中です。
情報を集めれば集めるほど、
「行ってみたい場所」
が増えてくるんですよね。
調べながら
「次は釜山も良さそうだな」
「大邱の落ち着いた感じもいいかも」って、
どんどんイメージが広がっていきます。
だからこそ、いきなりすべてを決めなくてもいい
プチ移住を僕は推してます!
プチ移住だったら
まずは1ヶ月くらい“お試し”で住んでみる。
それで「違うな」と思えば、
次の街に移ればいいだけの話です。
プチ移住だからこそ、
軽やかに、柔軟に、自分に合う街を探せる。
そういう自由さが、
すごく魅力だと思います。
この記事が、
「どこかに住んでみたいな」と思っている方の
選択肢を広げるきっかけになれば嬉しいです。
韓国にプチ移住したら
どれくらいの費用がかかるか?
などについては
こちらのブログに
↓ ↓ ↓
引き続き、僕もいろんな街を調べながら、
プチ移住に向けて準備を進めていきます!