
この前、昔のアルバムを見ていて、
ふと思い出したんです。
20代の頃、
ローマで1ヶ月間ホームステイしていたこと。
・現地の語学学校に通いながら
・近所のバールでをワインを飲んだり、
・観光では絶対に行かないような
・何気ない路地をウロウロ散歩したり
・週末には電車で別の街に出かけたり
・突然サッカーが見たくなり
セリエAの試合を見に行ったり。
あの1ヶ月は、
観光とはまったく違う、
暮らすような日々だったなぁって。

そんな楽しかった日々を過ごした
僕も、気づけば
もうすぐ50代(;'∀')
定年後の過ごし方を考えるようになってきて、
なんとなく
「またイタリアに、1ヶ月だけでも暮らせたら」
って
そんな妄想が頭をよぎるようになってきました。
もちろん、
今すぐ行けるわけじゃないけど…
あのときの経験を思い出しながら、
もし今プチ移住するとしたら、
どんな1ヶ月になるだろう?
観光地をせわしなく巡るんじゃなくて、
あえて何もしない時間も楽しんで、
地元の人たちの中にちょっとだけ混ざってみる。
サッカー観戦もしたいし、
語学学校にも通ってみたい。
今回は、そんな
「イタリア1ヶ月プチ移住」をテーマに、
僕だったらこう過ごしたい!
っていう妄想プランを、
できるだけリアルに書いてみようと思います。
「いつかイタリアで暮らしてみたいな」
って考えてる人にとって、
少しでもヒントになったらうれしいです。
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語学学校に通って日常の土台を作る
さて、僕が
「イタリアで1ヶ月プチ移住するとしたら」
って考えたときに、
まず思い浮かんだのが、
語学学校のことでした。
というのも、
昔ローマでホームステイしていたときに、
僕、実際に語学学校に通ってたんです。
朝からイタリア語の授業を受けて、
クラスメイトと一緒に
バールでパニーニを食べて、
授業のあとに
そのまま街に出て、
イタリア語を試してみる。
そんな生活が、
めちゃくちゃ楽しくて!
もちろん、
毎日イタリア語漬けってわけじゃないし、
1ヶ月でペラペラになるなんてこともないです。
だけど、日々少しずつ
イタリア人が言ってることが分かって
僕自身が言いたいことが言えるようになって
そんな
ちょっとでも会話が通じた瞬間、
イタリア人の顔がパッと明るくなって
その「距離がグッと近づく感覚」が
僕はめちゃくちゃ好きなんですよね。
しかもですね、
これはイタリア人に限らず
現地の言葉で話すと
より優しくなってくれたり
喜んでくれたりする。
それが分かるので
僕は出来る限り
現地の言葉で話したいって思ってます。
ただ、最近は
アプリでも十分通じることが多いから、
必ずしも語学学校に通う必要はないかもしれないけど…
だけど、僕は
それでもやっぱり現地の言葉で話しいなー
って思ってます。
例え、それが一言二言しか話せないとしても。
あ、ちなみに
イタリア語ってそんなに難しくなくて
発音などもローマ字読みなので
意外と話しやすいんですよね。
ただ、これは
あくまで「選択肢のひとつ」。
・語学が好きな人
・ちょっとでも地元に溶け込みたい人
・朝から活動したい人
にはおすすめなんですが、
別に絶対に通わないといけないものじゃない
と思ってます。
だって、
プチ移住って
“自由なスタイルで暮らしてみる”
ことが目的やと思うので。
語学学校に通わず、
朝はのんびりカフェで読書して、
午後から街をぶらぶらして、
その中で自然と現地の言葉に触れる、
っていうのも
十分“学び”になりますしね。
ちなみに、イタリアには
・1週間単位から通える短期コース
・文化体験(料理や美術)付きのコース
など、
観光と組み合わせやすいプログラムもあります。
もし「ちょっと興味あるな〜」
って思ったら、
語学学校も選択肢に入れてみると
面白いかもですよ。
ローマを拠点に鉄道で地方都市を巡る
1ヶ月のプチ移住って考えたときに、
「じゃあずっとローマにいるの?」
ってなると、
それももったいない気がするんですよね。
せっかくイタリアに1ヶ月いるなら、
週末はローマを拠点に、他の街を巡る
ってのも絶対にアリだと思ってます。
実際、僕がホームステイしてた頃も、
週末になるとクラスメイトと一緒に、
電車で別の街に出かけたりしてたんですよ。
フィレンツェ、ナポリ、ミラノ、ヴェネツィア
全部ローマから
日帰り、もしくは1泊
で行ける距離なんです。
イタリアの鉄道って、意外と便利で安い。
「トレニタリア」
っていう高速列車が走ってて、
予約もネットから簡単にできるし、
割引チケットもあるので、
上手く使えばお得に移動できます。
それに、こういう旅ができるのって、
短期旅行じゃなく、
「拠点を持った生活」だからこそ。
たとえば、
平日は語学学校に通いながら、
週末はちょっと気になる街に行ってみる。
そんな“週末旅”のスタイルって、
日本ではなかなか味わえない
贅沢なリズムですよね。
しかも、
街が変わると
雰囲気もガラッと変わるのが
イタリアの面白いところ。
フィレンツェは芸術の街、
ナポリは食と海の街、
「次の週末、どこ行こうかな〜」
って考えるだけでもワクワクするし、
それを自分のペースで実行できるのが、
1ヶ月プチ移住の醍醐味やと思います。
1都市だけでなく、
いろんな表情のイタリアを味わえるのって
ほんとに贅沢やな〜
って思うんです。
あ、もちろん
拠点をローマにしなくても
ミラノでもいいし
フィレンツェでも良い。
好きなところを拠点にするのがお勧めです。
もし、サッカーが好きなら
好きなチームのホームタウンにプチ移住すれば
毎週、サッカーの試合が見れますしね( *´艸`)
ちなみに
ミラノにプチ移住すれば
スイスやフランスも遊びに行きやすいですよ!
特に
イタリアからスイスにかけての
鉄道から見れる景色が
抜群にヤバいんですよ!
あの景色は、
今度は妻にも見せてあげたいな
って思ってます。
現地で味わうサッカーのある暮らし
突然ですが、
僕、サッカーがめちゃくちゃ好きなんですよ。
特に、イタリアのサッカー――
“カルチョ”って呼ばれる、
あの独特の熱さと美しさ。
その魅力に取り憑かれたのは、
もう何十年も前。
きっかけは、
ロベルト・バッジョ。
あの背中、あのプレー、そしてあの瞳――
イタリア語を学び始めたのも、
実は彼のインタビューを理解したくて。
だから、もし今また
イタリアにプチ移住できるなら、
絶対に“カルチョのある生活”を送りたい!
そう思ってます。
実際、僕は過去に
イタリアンダービーを現地で観戦したことがあるんですが
もう、あの熱狂、今でも忘れられません。
観客が大合唱する中、
ゴールが決まった瞬間の爆発的な盛り上がり。
ララパルーザ
って言うんだけど、
みんなで一斉に地面をドンドンって踏むんですよね。
そしたら、
地面がグラグラ揺れるんですよ!
それがめっちゃ凄くて(;゚Д゚)
マジで
全身に鳥肌が立って、
興奮で震えました!
これはもう、
テレビじゃ伝わらないんです。
現地でしか味わえない本物のカルチョの熱
が、そこにあるんですよね。
しかも、
1ヶ月のプチ移住なら…
毎週、スタジアムに行ける可能性もある。
例えば、ローマなら
ASローマやラツィオの試合が見られるし、
ミラノならインテルやACミランの本拠地。
チャンピオンズリーグの開催時期を狙えば、
世界トップレベルの試合も目の前で観られる
かも!?
しかも、
チケットも思ったより取りやすくて、
現地サイトから事前予約すればOK。
英語対応のサイトも多いので、
語学が不安でも問題なしです。
ちなみに
イタリアでのカルチョのある暮らしって、
ただの観戦じゃないんですよ。
試合後にファンが語り合うバールの空気、
電車で隣に座ったおっちゃんとのサッカー談義、
街角の少年たちのボールの音――
それ全部が、
イタリアの日常なんです。
プチ移住だからこそ、
そういう空気に触れられる。
それが、僕にとっては
最高の贅沢で
そして、
サッカー好きの人にとっては
マジで楽園だと思います!
イタリアだからこそできる、ゆるやかな時間の過ごし方
さて、ここまで
「語学学校に通う」とか「週末旅行に出かける」とか
いろんなアクティブな過ごし方を妄想してきたけど――
本当は、それより大事にしたい時間があるんですよ。
それは、
何もしない時間です。
いや、ほんまに。
朝、ローマの小さなカフェで
カプチーノ片手にぼーっと通りを眺める。
昼は市場をぶらぶらして、
夕方には広場のベンチに座って
教会の鐘の音を聞きながら日が暮れるのを待つ。
それだけで、なんかもう、
満たされるんですよね。
日本で暮らしてると、
ついつい
「何かをしなきゃ」
って焦っちゃうけど、
イタリアでは逆に、
「何もしない」が当たり前だったりする。
特にローマなんて、
街全体が歴史の博物館みたいなもんだから、
ただ歩くだけでも、
すごい発見があるしね。
観光でもなく、目的でもなく、
ただその場の空気を楽しむ。
それが、僕にとっての
イタリア1ヶ月プチ移住の
一番のご褒美かもしれません。
何をしないか、じゃなくて、
どう「時間を味わうか」
そんな生き方も、
これからの僕たち世代には必要なんちゃうかなって
最近、ほんまにそう思うんです。
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まとめ
さて、ここまで
「イタリアで1ヶ月プチ移住したら何ができるのか?」
という妄想プランを
いろいろ語ってきましたが、
要するに、めっちゃ楽しいと思うんです!
もちろん、言葉の壁や治安、物価の高さなど、
不安な点もあるにはあります。
でも、そんな不安を
少しずつ乗り越えていく過程も含めて、
人生をもう一段、楽しむきっかけにできたら最高だな
って思うんですよね。
若い頃にやってたことを
もう一度やってみるのもよし、
今の自分だからできる、
違った視点で過ごしてみるのもよし。
語学学校、週末の小旅行、カルチョ観戦、
それに、ただ何もせず街をぶらぶらする日
そんな1日1日が、特別な思い出になるはず。
プチ移住って、
「永住でも旅行でもない」からこそ
自分のペースで
ちょっとだけ“暮らし”に踏み込める。
それが一番の魅力かなと感じてます。
僕自身、
すぐに行けるわけじゃないけど、
定年後、夫婦でゆっくりプチ移住
そんな未来を妄想しながら、
これからもコツコツ準備していこうと思ってます。
そしてまた、妄想ネタや、
実際に調べたことなどは、
このブログで発信していきますので、
今後もよろしくです。
ちなみに、もし
この妄想を実現するとするなら
費用は一体いくらかかるの?
ってことについては
こちらのブログでまとめてみたので
良かったら、ぜひ合わせて読んでみて下さい~