
いきなり長期移住ってちょっと不安じゃない?」
いつものように夕飯を食べ終えたあと、
ふと思っていたことを口にしてみた。
最近ふたりで
「海外移住」について本気で調べ始めてから、
いろんな現実が見えてきた。
住みたい国はたくさんあるし、
理想の暮らしを思い浮かべるとワクワクする。
でも実際のところ、
長期移住ってやっぱりハードルが高い。
ビザの取得だって簡単じゃないし、
資金面だってしっかり準備しなきゃいけない。
長期移住って聞くだけでさ、
なんだか重たく感じちゃうし気軽さがなくなる。
それに失敗したら戻るのも大変そうだし。
ふたりでそんなことを話しながら
ふと出たのが
「プチ移住」
という選択肢だった。
最近よくSNSやブログでも見かけるけど、
数週間から数ヶ月だけ海外で暮らすスタイル。
観光ビザでもOKな国が多くて、
気軽に海外生活を体験できるのが魅力らしい。
プチ移住なら気軽に始められるし、
合わなかったら日本に戻れば良いだけだし。
実際に僕たちも色々と調べてみたけど、
「プチ移住」には思った以上にメリットが多かった。
もちろんデメリットもゼロではないけれど、
「いきなり長期移住はちょっと…」
と僕たちと同じように思っている人には、
すごく現実的な選択肢だと感じている。
プチ移住で気になる国をいくつか試してみて
実際に暮らしてみないとわからないことって絶対あるしね。
こうして、僕たち夫婦は
「プチ移住」を前向きに検討することにした。
今回は、そんなふたりのリアルな気持ちを交えながら、
「プチ移住」と「長期移住」の違いや、
それぞれのメリット・デメリットについて
本音でまとめてみようと思う。
これから海外移住を考えているあなたにも、
きっと参考になると思うので
「海外移住したいけど、どっちがいいのかな?」
と悩んでいる方は、
ぜひ最後まで読んでくださいね!
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長期移住とは?僕たちが考えるリアルなイメージ
「ところでさ、
そもそも“長期移住”って
どれくらいのこと言うんだろうね?」
ふと疑問に思って、夕食後の妻に聞いてみた。
「うーん、数年とか、場合によってはもう永住ってことじゃない?」
妻も答えが分からず考え込む。
ふたりで改めて整理してみたけど、
「長期移住」
ってやっぱりインパクトが大きい。
旅行気分とは違って、
生活のすべてを現地に移すわけだから、
それなりの覚悟と準備が必要になる。
メリットとしてはさ、
やっぱり現地でじっくり暮らせること。
そして
短期間じゃ見えてこない地域の雰囲気とか、
人とのつながりもできそうってこと。
銀行口座の開設や
現地で仕事することも可能になる。
それに、生活コストが日本より安い国だったら、
生活費自体が日本より安く過ごせる可能性もあるし、
長期で住めば、
ホテルやアパートなんかも長期で契約すれば、
交渉次第で
家賃もだいぶ安くなる可能性もあるみたいなので
そういったメリットはある。
だけど、
やっぱり長期移住にもデメリットはある。
まずビザの問題。
観光ビザじゃ長期滞在は無理だし、
リタイアメントビザや投資ビザって取得の条件が厳しかったり、
結構お金がかかったりもする。
僕たちが調べた限りでも、
国によっては数百万単位の資金証明が必要だったり、
定期的な収入証明が求められたりする。
↑
これは、定年退職後、老後に移住しようとなると
かなり条件が厳しくなる(;'∀')
それだけじゃなく、
ビザの取得手続きも複雑で、
専門家に頼まないとかなり面倒かもしれないし。
それに、なにより、
一回移住しちゃうと簡単には戻れない
ってのが一番の問題かもです。
永住となれば
日本にある家も処分していかないとだし
長期だとしても
その間、家とかどうする?
って話。
賃貸ならやっぱりその分の家賃もかかるので
出費が重なるし。
そして手続き的にも
また煩雑な手続きをしないといけなくなるので
帰るのに手間もお金もかかるし…
これが僕たち夫婦が長期移住を考えるときに、
いつも引っかかるポイントだった。
「やっぱりハードル高いなぁ…」
と思う。
その分、逆に
じっくり腰を据えて暮らせるのは魅力的だなとは思うけど。
そうなると、やっぱり
プチ移住が良いかなって思う。
ちょっとここで長期移住のまとめ
【長期移住のメリット】
・現地にしっかり根付いた生活ができる
・人間関係やコミュニティが築きやすい
・長く住むことで生活コストを抑えられる可能性がある
・航空券が割安になる
・リタイアメントビザなど、安定した滞在ができる制度もある
・賃貸契約や銀行口座の開設ができる
・現地での収入確保が可能かも
【長期移住のデメリット】
・ビザ取得が複雑で費用がかかる
・初期費用や生活資金が多く必要
・日本の家をどうするか?の問題が出てくる
・もし現地生活が合わなくても簡単には戻れない
・文化や生活習慣の違いに慣れるまで時間がかかる
プチ移住とは?夫婦で気づいた魅力
「ねぇ、プチ移住ってどれくらいの期間なのかな?」
いつものようにスマホ片手に調べながら、
僕がふと思った疑問を口にした。
「うーん、大体数週間から数ヶ月くらいじゃない?」
妻が画面を見ながら答える。
「なるほどねぇ。
観光ビザで滞在できる範囲ってことか」
「そうそう。国にもよるけど、
90日間まで滞在できるところも多いみたいだよ」
僕たち夫婦が「プチ移住」という言葉を知ったのは、
SNSで海外生活を楽しんでいる人たちの投稿を見たときだった。
いきなり長期移住ではなく、
まずは気軽に“お試し”で海外生活を体験している姿が印象的で、
「これなら僕たちにもできそう!」
と思ったのがきっかけだ。
「やっぱり気軽さがいいよね」
「うん。ビザも観光ビザでいいし、
準備が最小限で済むのは助かるよね」
プチ移住なら
例えば
バリ島に数ヶ月、そのあとマレーシアにと
いろんな国をめぐることも出来るし
長期移住となると費用の面で厳しい
イタリアやハワイなど
少々物価が高い
ヨーロッパ諸国やアメリカにだって
住むことだってできる。
他にも
住んでみて、合わない、気に入らないってなれば
エリアを変えることも、
国自体を変えることだってできるしね。
そもそも
日本にある家をどうこう考える必要もないし
煩雑な手続きも必要ない。
旅行に行くみたいに
ただ、ちょっと長期で行くってだけなので
かなり気軽に行きやすいかなと。
そう考えると
やっぱりプチ移住はメリットが沢山ある。
逆にデメリットは、
航空券が割高になってしまうってことと
地域に深く入り込みにくいってことくらいかなと。
まぁ、地域の人たちとの交流は
頑張り次第では深く交流できるかもだし、
そんなに深く交流したくないなら
デメリットにすらなりえない。
ってことで、
プチ移住をまとめてみると
【プチ移住のメリット】
・観光ビザで気軽に滞在できる国が多い
・現地の生活を“お試し”で体験できる
・合わなければ気軽に帰国できる
・複数の国で生活を試すことができる
・初期費用を抑えられる
・日本の家の問題は気にしなくても良い
【プチ移住のデメリット】
・長期滞在は難しい(数ヶ月が限界)
・賃貸契約や銀行口座の開設が難しい場合がある
・現地での収入確保は厳しい
・観光ビザの範囲内での滞在に制約がある
・航空券のチケットが割高になる
長期移住とプチ移住のメリット・デメリットを比較
と、まぁこんな風に長期移住とプチ移住の
メリットとデメリットを紹介して来たけど、
最終的には
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、
“自分たちに合うかどうか”
が大切かな?
とは思う。
長期移住は腰を据えて現地でしっかり暮らしたい人向きだし、
プチ移住は気軽に体験したい人向き。
ってことで、
とりま、簡単に表にまとめてみたので
ちょっと見てみてくださいな。
項目 | 長期移住 | プチ移住 |
---|---|---|
ビザの難易度 | 高い(取得条件厳しい) | 低い(観光ビザで滞在可能) |
生活コスト | 長期滞在で抑えられる場合あり | 短期なのでやや割高になることも |
気軽さ | 覚悟が必要 | 気軽に試せる |
柔軟性 | 移住後の変更が難しい | 合わなければすぐ帰国できる |
現地体験 | 深く地域に馴染める | 幅広く複数の国を試せる |
リスク | 合わなかった時のリスクが大きい | 失敗してもダメージが少ない |
やっぱりプチ移住が僕たち夫婦には合っている!
ちなみに
表をみると、僕たちはプチ移住派かなって思う。
正直なところ、最初は
移住と言えば
長期移住のことしか考えてなかった。
老後はゆっくり海外で暮らしたいなぁ、
なんて漠然と思っていたけれど、
実際に調べてみると現実はなかなか厳しい。
特にビザの条件や費用のこと、
万が一「やっぱり合わなかった」ってなったときのリスクを考えると、
すぐには決断できないですよね。
その点
プチ移住なら、
まずは気軽に“住んでみる”
って感じで始められるのがいいと思うのです。
そして
まずはプチ移住で“暮らし”を体験してから、
それからじっくり長期移住を検討する。
その国にもっと長期で住みたいなと思ったら
延長してもいいし、
それこそ長期移住に変えてもいいしね。
こうして僕たち夫婦の結論は
「プチ移住」
に決まってきました。
まずは気になる国を気軽に体験して、
自分たちに合った国を見つける旅を始めようと思う。
ってことで、次は
プチ移住に向いてる国をリストアップして
それぞれの国の生活費とか、
滞在期間もまとめてみようかなと。
次回は、そんな「プチ移住」にぴったりの国選びについて、
一緒に考えてみたいと思います。
ぜひまた読みにきてくださいね!