ペットショップやレッドビーシュリンプ専門店の水槽を眺め
欲しくなり、購入。
自宅に帰り、
すぐにレッドビーシュリンプを水槽に移動させて
早くレッドビーシュリンプが泳いでいるところを眺めたい。
その気持ちはよく分かります。
でも!
ちょっと待ってください!
そのまま、レッドビーシュリンプを水槽に移動しちゃうと
明日の朝には全滅しているかもしれませんΣ(゚д゚lll)
レッドビーシュリンプは繊細な生き物です。
水槽を移動させるだけでも全滅の危険があります。
せっかく購入したレッドビーシュリンプを
安全に水槽に移動させるには
知っておかなければならないことが少しばかりあります。
ということで、今回は
知らないと危険!
レッドビーシュリンプの水槽移動で注意すべきこと3つ
について紹介していきたいと思います。
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水槽の温度は何度ですか?
レッドビーシュリンプを水槽に移動させる前に
まず、水槽の温度を確認してください。
レッドビーシュリンプの飼育に最適な水温は
25℃±1℃位
と言われています。
水温計はバッチリ24℃ですねヽ(*´∀`)ノ
最低水温は15℃くらい
最高水温は28℃くらいです。
水温が32℃にもなれば
暑さでバタバタと死んでいきます。
また、20℃くらいでも生存はしますが、
抱卵しないと言われているので、
できるだけヒーターや扇風機・クーラーなどを利用して
最適水温25℃±1℃をキープしましょう。
水槽の温度がOKならそれでは
レッドビーシュリンプを水槽に移動させるために
次の工程に進んでいきましょう。
水温の温度合わせをしましょう
レッドビーシュリンプを水槽に移動させる前に
まずは、
温度合わせ
をします。
基本的に、
レッドビーシュリンプを購入した際は、
このようにビニールの袋に入れられていると思います。
それをそのまま袋から出さずに
レッドビーシュリンプを移動させたい水槽に
浮かべます。
時間にして30分~1時間くらいです。
注意点として、
照明(ライト)を付けていると、
ビニールの中の温度が上がってしまう恐れがあるので
ライトは消しておいてくださいね。
水合わせをしましょう
水温が同じになれば、
さぁ、レッドビーシュリンプを水槽に移動・・・
では、ありません。
次に行うことは、水槽の水合わせ
です。
何度も言いますが、
レッドビーシュリンプはとても繊細な生き物です。
わずかな水の変化でも全滅の恐れがあります。
そのために、ビニール袋内の水と
移動させる水槽の水の成分を同じにしないといけません。
そのためには水合わせをする必要があります。
それでは、実際に水合わせをしていきましょう。
まず、レッドビーシュリンプをこのようなケースに移動させます。
このケースは100均などで売っているフィギュアのショーケースです。
これは透明ですし、意外に便利ですよ。
そして、
これをレッドビーシュリンプを最終的に移動させる水槽に浮かべます。
注意点として
ケースを浮かべるだけだと、傾いて
いつの間にかレッドビーシュリンプが勝手に水槽に移動している
なんてこともあるので、
ケースが転覆しないようにセロテープなどで水槽にくっつけておいてくださいね。
また、ケースを床において水合わせすることも可能ですが、
水合わせが終わってからレッドビーシュリンプを水槽に移動させる前に
再度、温度合わせをしないといけなくなるので、
面倒くさいですよね。
でも、このように、水槽に浮かべて水合わせをすれば
水合わせが終われば、すぐに
レッドビーシュリンプを水槽に移動させることが可能になっちゃいますヽ(*´∀`)ノ
水合わせの方法
水合わせの方法
ですが、
このようなキットを使えば
すごく便利ですよ。
水合わせキットの詳細を確認する
僕は、自分が風邪などを引いて
病院で点滴を受けた際、
無理言って、これをもらってきました。
そして、この容器?に
レッドビーシュリンプを移動させる水槽の水を入れて
点滴のように
レッドビーシュリンプが入ったケースに水を落とします。
水滴を落とす速さは1秒間に1滴くらいです。
これだと、調節もできるし、
放っておいても大丈夫なのでですごい便利ですよ。
約1時間半~2時間くらいかけて
元の水の量の5倍~6倍くらいまで薄めれば、
水合わせは終わり
です。
水合わせの方法は、
水合わせのキットを使っても
僕のようなアイテムでもやり方は同じです。
こういったアイテムがない場合は、
少しずつ水槽の水をケースに入れていきましょう。
お猪口などで、オチョコ半分位の水をケースに入れて、
数分待って、を何度も繰り返します。
ちなみに、水合わせのホースだけのアイテムもありますが、
これだと、高低差が必要となってきますので、
水槽の設置場所によっては難しいので
できれば、先ほど紹介した水合わせキットのようなタイプが
オススメですよ。
それに、ホースだけの場合は、
また温度合わせもしないといけないので・・・。
安いんですけどねぇ~(;・∀・)
そして、水合わせは、
エアレーションをしながらするのが理想的です。
水を落とすだけだと、ケースの中の水が混ざりにくいので、
エアレーションをすることで
ケース内の水が循環するのでよく混ざります。
ちなみに、僕はエアレーションはせず、
こんな感じでゆっくりと混ぜてます。
レッドビーシュリンプを水槽に移動
ここまでの行程が終了したら
それでは、お待ちかね!
レッドビーシュリンプを水槽に移動させましょう。
*水合わせの際に、水槽に浮かべて行っていない場合は、
再度、温度合わせを1時間半~2時間かけて行ってくださいね。
移動させたその日は、
ストレスなどで
悪食のレッドビーシュリンプも食事をとらないことが多いです。
レッドビーシュリンプにとって
水槽の移動はそれほどストレスを感じる作業なのです。
なので、完璧にレッドビーシュリンプの水槽の移動が出来た!
と思っていても、レッドビーシュリンプが死んでしまうこともあります。
また、
それは水槽の移動が上手く出来ていなかったということではなく、
レッドビーシュリンプ個体そのものの問題であったりもします。
それに、
水質、ソイル、モスなど同じアイテムを使っているにも関わらず、
こちらの水槽では問題ないが、
あちらの水槽は全滅なんてこともあります。
それだけレッドビーシュリンプは本当に繊細な生き物なんですよね。
しつこい(笑)
まとめ
何度でも言いますが、
レッドビーシュリンプは本当に繊細な生き物です。
全滅のリスクを回避するためにも
レッドビーシュリンプを水槽に移動させる際には
時間をかけてゆっくりと水槽に移動させてあげてくださいね。
レッドビーシュリンプ水槽に移動させるには
水槽の温度チェック
水温合わせ
水合わせ
*場合によっては、最後にもう一度温度合わせ
この3つを忘れずに
行ってくださいね。
レッドビーシュリンプが健康に育ち
たくさん繁殖していけば、
水槽も華やかになり
見ているだけで、すごく心穏やかにしてくれますよ。
ぜひ、レッドビーシュリンプライフを楽しんでくださいねヽ(*´∀`)ノ