よく、目の痒みやくしゃみ・鼻水の症状に比べたら
湿疹はある程度我慢できるし、
塗り薬を付けておけば、大丈夫。
なんて、思っておられる方もいますが、
犬アレルギーの症状は本当に怖いです。
今回は、
犬アレルギーの症状についてです。
湿疹からつながる重傷への警告サインを見ていきましょう。
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目次
犬アレルギーの症状(軽い症状編)
まずは、犬アレルギーの症状について見ていきましょう。
犬アレルギーの症状も軽い症状と重い症状があります。
軽い症状
では咳
喘鳴(呼吸が苦しくなります。)
眼のかゆみ
鼻水・くしゃみ
皮膚のかゆみ・湿疹
などがあります。
犬アレルギーも軽い症状だと、
犬がいる場所から少し離れ、時間が経てば
症状は改善し、最終的には治まります。
犬アレルギーと言っても
ほとんどの方は、こういった軽い症状が出るだけです。
軽いと言っても、
かなりの苦痛は感じます。
鼻水やくしゃみは止まらなくなり、
眼のかゆみも、目薬を使っても治まらないぐらい
症状はきついです。
そして、こういった症状が重症化すると
次のような症状が発症します。
犬アレルギーの症状(重い症状編)
犬アレルギーの症状が重症化する事により
以下のような症状が発症します。
下痢
呼吸困難
めまい
嘔吐・嘔気
動悸
これらの症状が出てくると、
犬から離れる、
時間の経過を待つだけでは改善はしません。
病院での治療が必要です。
そして、このような重い症状が出ると、
実際、ヤバいです。
特に、呼吸困難。
場合によっては、死に至ります。
僕の息子のお話
ちょっと、犬アレルギーの症状から話は変わって・・・
僕の息子は
もともと、アレルギー体質で、
卵・ゴマ・エビのアレルギーがありました。
手や足の節に湿疹ができ、
耳の付け根はアカギレのようになっていました。
卵などの食品は気を付けて
食べさせていないはずなのに、
どうしてだろう?
と疑問に思っていたのですが、
食事に気をつけるだけで、
その他には何も対策をとっていませんでした。
そして、月日が経っても
手や足の節の湿疹は
全く良くならず、
気づけば、お腹やお尻にも湿疹ができていました。
さすがに、心配になり
病院に連れて行き、検査したところ、
犬アレルギーという事が判明
しました。
医師に、家では犬を飼っている事を告げ
このまま一緒に飼っても良いか
と尋ねると
『アレルギーというのは、
耐性ができるものではなく、
触れる機会が多ければ多いほど、
症状は悪化するので、
可能であれば、犬とは離して暮らすことが一番だ』
と言われました。
犬を飼っている方からすれば
この悩みは本当に辛いです。
犬も家族同然です。
それを今更、離れて暮らすなんて・・・。
しかも、貰い手や引き取り手があればいい方ですが、
なかなか上手くそんな方は現れませんよね。
犬との暮らし方などについてはこちらからどうぞ
このまま放置しておくと?
もし、このまま何の対策も取らず
放置したらどうなりますか?
この質問に医師は、
犬アレルギーの症状は、まだ湿疹しか出ていないようですが、
このまま犬と一緒に暮らすと
この湿疹はアトピー性皮膚炎になる可能性が高いと言われました。
そして、犬アレルギーに限らず、
アレルギー症状で本当に怖いのは・・・
犬アレルギーの症状で本当に怖いのは!
アナフィラキシーショック
です!
これは、犬アレルギーの重症化です。
下痢・全身の掻痒感・嘔吐など
また
唇や顔が貼れ上がることもあります。
でも、一番怖いのは、
体の粘膜が腫れ上がることです。
粘膜は、体の内側にあります。
鼻の穴や気道内など。
もし、気道内の粘膜が腫れ上がれば・・・!?
気道とは、文字通り呼吸の通り道です。
口から吸った酸素が気道を通り
肺に入ります。
その気道が腫れてしまうと・・・
そうです!
呼吸が出来なくなってしまうのです。
アナフィラキシーショックはいつ起こる?
それでは、アナフィラキシーショックがいつどうなれば
起こるのか?
ということですが、
これは何とも言えません。
いつもと同じようにアレルゲン(アレルギーの原因物質)に
触れただけなのに起こることもあれば、
普段の湿疹だけしか症状がでないこともあります。
その時の体調やアレルゲンの強さなども関係します。
ですが、犬アレルギーの症状の湿疹が出ているということは
いつ、こういったアナフィラキシーショックが
発症してもおかしくないということです。
まとめ
確かに、犬アレルギーの症状で湿疹だけなら
軽い症状かもしれません。
ですが、
アトピー性皮膚炎になったり
最悪、アナフィラキシーショックを起こし
呼吸困難となり死亡してしまう可能性もあります。
自分がそのリスクを分かりながら
犬アレルギーの症状の湿疹を我慢し
犬を飼い続けることは自己責任ですので問題はないのかもしれません。
ですが、もし、
犬アレルギーの症状が発症しているのが
お子さんであるのなら、
もう一度、生活を考え直す必要があります。
犬アレルギーの症状が出ても
犬と一緒に暮らす方法は確かにあります。
こちらを参照
ですが、それでもリスクはあります。
犬もあなたもお子さんもみんなが幸せになる方法を
ぜひ考えてみてください。
犬アレルギーの症状の湿疹。
甘く見ると痛い目に合います。
ですが、湿疹が、
危険のサインだと受け止めることができれば、
それは幸運だったのかもしれません。
アレルギー体質を改善するために
子供の犬アレルギーが判明し、
犬と一緒に過ごすことは出来なくなりました。
残念ですが、
子供の命を守るためには仕方がないことだとは思っています。
だけど、
僕の子供は、犬アレルギーだけでなく
ゴマやタマゴなどもアレルギーがあります。
アレルギー体質の息子は、
年々、いろんなアレルギーを発症しているような気がします。
事実、
以前、検査した時は、ダニには反応が出なかったのに、
それ以降にしたアレルギー検査では、
ダニにアレルギー反応が出るようになっていました。
この先、
もしかしたら、子供にいろんなアレルギーが出てくるのかもしれない?
そう思うと怖くなりました。
そこで、
アレルギー体質を改善させる方法について調べてみると・・・
体質改善の方法とは?
アレルギー体質やアトピーは
腸内環境を整えることで改善するという事を知りました。
なぜ、腸内環境がアレルギーやアトピーの改善に関係があるのかというと・・・
そもそも、
アレルギーは免疫機能の異常から発症します。
そして、人間の免疫異能を司っているのが腸内であり、
腸内に存在する善玉菌なのです。
善玉菌の働きは以下の通りです。
消化、吸収、ミネラルの吸収、副腎皮質ホルモン・IgAの生産を助ける
免疫の正常な判断を助ける
病原菌、有害物質の排除
糖質の代謝を促進し、ホルモンバランスを改善
Th1/Th2バランスを正常化
など
腸内に存在する善玉菌は免疫の働きを正常化する効果を持っているのです。
つまり、
腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えることで、
免疫機能が正常に働くようになり、
アレルギー体質やアトピーも改善されるという事です。
じゃあ、具体的にどうやって腸内環境を整えるのか?
というと・・・
腸内環境を整えるには?
腸内環境を整えるには、
ヨーグルトや乳酸飲料を摂取し、
腸内の乳酸菌を増やすことが大切です。
だけど、ここで困ったことが起こりました。
僕の息子は、
超が付くほどの偏食・・・。
おかげで、
体も小さく細く身長も低いです。
幼稚園でも一番前・・・
牛乳なんて飲まないし、ましてやヨーグルトなんて・・・
しかも、チーズなんて見るのも嫌がります。
あれも嫌、これも嫌で好きなものしか食べません。
どうしよう・・・
体質改善させたいのに、肝心の子供が乳酸菌を含んだ食べ物を食べてくれません。
そこで、調べて見ると、
偏食の子供でも食べられそうな物を見つけました。
試しに買って子供に食べさせてみると
抵抗なく喜んで美味しいと言って食べてくれました。
これなら、
偏食の子供でも継続して食べてくれそうだ。
という事で、食べさせ続けました。
すると、
月日が経つにつれて、
皮膚などのかゆみや湿疹といった症状も出なくなってきました。
そして、
アレルギー検査を受けると、
今までダメだった
卵やエビ、ピーナッツの数値がめっちゃ下がり、
食べても良いようになりました。
ただ、
犬アレルギーの数値は少し下がっただけでしたが。
だけど、
このまま体質改善を続けていけば、
犬アレルギーの数値もいずれ改善する可能性も出てきました!
そうなれば、
また犬と一緒に暮らせる日が来るかもしれません!
そんな日を夢見て、子供の体質改善に取り組んでいます。
ちなみに、
僕が子供に食べさせたのはこちら
↓
偏食の子供で食べられた乳酸菌
こちらは、
乳酸菌だけでなく、カルシウムや鉄分、野菜の成分なども摂取できるので
超偏食の息子にはちょうど良かった。
おかげで、
アレルギー体質の改善だけでなく、
身長が8㎝も伸びました(;゚Д゚)
身長の順番で並ぶと、前から5番目に!
まぁ、以前から偏食だけだっただけに、
キチンと栄養バランスが取れれば、子供って成長するんですね!
という事で、現在、
僕の子供は体質改善中です!
少しずつでもアレルギー体質が改善されて行っているので、
このままもっと良くなってほしい。
そして、
また、犬と子供と一緒に散歩に行きたい。