※アフィリエイト広告を利用しています
韓国ソウルで年末年始を過ごすなら?お店の営業・年越し文化・生活の注意点まとめ
※アフィリエイト広告を利用しています
日本では、
年末年始といえば特別な空気が漂い
街全体があわただしくなる季節です


年越しそばに初詣
おせちにお年玉
年末特番や除夜の鐘など
誰もが同じような行動をすることで
独特の一体感が生まれるのが
日本の年末年始かもしれません


では、
もしその時期を韓国ソウルで過ごすとしたら
どんな違いがあるのでしょうか



プチ移住や長めの滞在をしている人にとって
年末年始の過ごし方は意外と重要なテーマです


・外食ができるのか
・スーパーは開いているのか
・公共交通は動いているのか
何も知らずに過ごすと
普段とは違う生活リズムに戸惑ってしまうこともあります


今回は、
そんな年末年始をソウルで過ごす予定の方に向けて
現地での営業状況や年越し文化
生活インフラやマナーについて

日本との違いもふまえて詳しくご紹介します


静かな年越しを味わいたい人にとっては
むしろぴったりの時期でもあります

知っておくと安心できる情報をまとめましたので
どうぞ参考にしてください


韓国の年越しは意外と静か?大晦日の過ごし方

韓国の年末年始は、
日本と比べると
ずっと静かで落ち着いた雰囲気に包まれています


特に大晦日である十二月三十一日は
テレビ番組こそ特番が並びますが
街全体がにぎやかになるというよりも
家族で静かに過ごす人が多い印象です


日本のように除夜の鐘が鳴り響いたり
お寺へ参拝するという習慣は
一般的ではありません



その代わりに知られているのが
ソウル中心部の鐘閣広場で行われる
年越しの鐘打ち式です

鐘閣の大きな鐘をついて
新年を迎えるこの行事は
毎年多くの人が集まる
伝統的なイベントの一つです


ただし、
寒さが非常に厳しいため
外に出て参加する人は限定的で
テレビやネットでその様子を観るだけ
という人も多くいます


また、カウントダウンイベントは
一部のホテルやテーマパークなどで行われますが
日本のように
全国的に盛り上がるような雰囲気はありません


多くの家庭では、特別なごちそうを用意したり
静かにテレビを観ながら過ごしたりと
年越しの時間を自宅で
ゆっくり過ごすのが一般的です


にぎやかな年越しを期待していた人にとっては
少し物足りなく感じるかもしれませんが
騒がしくない新年の迎え方として
心を整えるには
ちょうどよい時間になるかもしれません

1月1日は祝日!でも2日からは通常営業も

1月1日は、
韓国でも正式な祝日とされています


そのため、
役所や郵便局などの公共機関はすべてお休みとなり
一部の病院や銀行も閉まっている場合が
ほとんどです


ただし、
日本のように長期休みに入るというよりは
1月1日だけを休んで
1月2日からはすぐに通常営業へ戻る
というのが
韓国の一般的なスタイルです


そのため、
元日は飲食店や病院などの営業状況に
少し注意が必要ですが
2日になれば
街の動きはほぼ普段どおり
に戻ります



年末年始が長期休暇にならない理由のひとつに
韓国では
旧正月のほうを大切にする
という文化があります


旧正月は
毎年2月前後にやってくるため
家族行事や大移動はその時期に集中します


そのため、
1月1日はそれほど大きな行事が行われることもなく
個人の判断で
静かに過ごす祝日
という位置づけになります



商業施設や大型マートも
1月1日だけ休むか、
短縮営業をする程度で
2日からは通常どおり開店します

たとえば、
Eマートやロッテマートといった大型スーパーも
地域によっては
元日営業している店舗があります


病院については、
クリニックや薬局は休みが多いですが
大きな病院の救急外来は常時対応しているため
急な体調不良でも
安心できる体制は整っています

とはいえ、
元日に動く予定がある場合は
前もって
営業情報を確認しておくのがベストです

飲食店やカフェは?年末年始の営業状況に注意

年末年始のソウルで心配になるのが
飲食店やカフェの営業状況です


観光で訪れる人にとっても
暮らすように滞在する人にとっても
いつも行っているお店が開いているかどうかは
大きなポイントです


結論から言えば
チェーン店や大型ショッピングモール内の飲食店は
1月1日も含めて営業しているところが多く
特に都心部では
ほぼ通常どおりに利用することができます
IMG_7039(1)


たとえば、
スターバックスやカフェベネといったカフェチェーン
マクドナルドやバーガーキングなどのファストフード店は
年末年始も
営業を続けていることがほとんどです


一方で、
個人経営のカフェや食堂、
小さな居酒屋などは
1月1日から数日間をお休みにしているところも
多く見られます


特に郊外や住宅地では
店主の判断で年末年始を家族と過ごすために
数日間まるごと閉めるというケースもあります


また、ローカル向けの市場や屋台も
この時期だけは早く閉まったり
そもそも出店しない場合もあります
IMG_7087



コンビニについては
大手チェーンなら
24時間営業を続けるところが多いですが
店舗によっては人手不足などで
短縮営業になっていることもあります


年末年始は街全体が静かになる時期なので
あらかじめ食材を買い置きしておいたり
テイクアウト可能な店を把握しておくことで
安心して過ごすことができます

公共交通機関・空港・ATMなど生活インフラ事情

年末年始に滞在する上で
公共交通や生活インフラがどうなっているかは
とても大切なポイントです


まず
地下鉄やバスなどの公共交通についてですが
基本的には1月1日を含めて
ほぼ通常どおり運行されます


特に年末の12月31日は
深夜の鐘打ち式などに合わせて
一部の路線では終電の時間が延長されることがあります


ただし、
1月1日はやや本数が少なくなることもあるため
移動の際はアプリなどで
時刻表を確認しておくと安心です


タクシーは通常どおり利用可能ですが
年末年始は需要が集中する時間帯もあり
配車アプリでも
待ち時間が長くなることがあります


次に空港ですが
仁川空港も金浦空港も
年末年始に関係なく
通常稼働しています


ただし、
年末年始は
国際線の利用者が増える時期でもあるため
手続きや入国審査に時間がかかる可能性があります


空港リムジンバスもほぼ通常運行ですが
時間帯によって
減便があるため確認が必要です


ATMや銀行については
一月一日は銀行の窓口は完全休業ですが
ATMは一部の店舗を除き利用可能です


ただし、
旧正月などの大型連休と違って
年末年始は短期間の休業となるため
必要以上に現金を引き出しておく必要はありません


宅配便や郵便は
1月1日は完全に休止となりますが
2日から順次再開されます
IMG_7105



日常生活の基盤となる
インフラはしっかり動いていますが
事前に軽くスケジュールを立てておくことで
よりスムーズに年末年始を過ごすことができます

韓国の新年文化とマナー|年賀状はない?初詣は?

韓国で年末年始を過ごすと
文化の違い
ふと気づく瞬間があります


たとえば、
日本では1月1日になると
年賀状が届き、お年玉を配り
神社に初詣へ行くのが一般的ですが
韓国ではこうした習慣はあまり見られません


まず年賀状ですが
韓国には日本のような年賀状文化は
ほぼありません


代わりに、
親しい人にはカカオトークなどのメッセージアプリで
新年のあいさつを送るのが一般的です



スタンプや画像付きのメッセージがよく使われ
堅苦しさはなく、
気軽なやりとりが主流です


お年玉についても
1月1日ではなく、
旧正月に渡すのが一般的です


そのため、
年末年始に家族が集まって
お年玉を渡し合うという光景はあまり見かけません


また、初詣については
日本のように一斉に神社へ向かう文化はなく
仏教系の人が寺院に行くことはあるものの
大規模な参拝はあまり一般的ではありません



キリスト教徒であれば
教会に足を運ぶ人もいますが
宗教に関心のない人は
自宅で静かに過ごすだけということも多くあります


新年の願いや感謝を表す行事として
初日の出を見に山や海へ出かける人もいますが
こちらも習慣というより
個人の選択に近いものです



つまり、
韓国の1月1日は
日本と比べて儀式や形式が少なく
それぞれの家族が
思い思いの方法で新年を迎える
というのが特徴です


この違いを知っておくだけでも
文化のズレによる戸惑いが少なくなり
より自然に現地の空気に馴染むことができます

静かで落ち着いた韓国の年越しを楽しむために

韓国の年末年始は
日本のようなにぎやかさや行事が少ないぶん
静かで落ち着いた時間が流れています


除夜の鐘もなく
初詣の行列もなく
年賀状もおせちもない年越し


それでも
大切な人と静かに過ごしたり
一年を振り返って
自分のペースで新年を迎えるには
とても心地よい環境かもしれません


年末の街は
イルミネーションで彩られ
大型マートやカフェは営業を続けているため
生活に困ることはほとんどありません

ただし
1月1日は多くの施設や店舗が休業になるため
事前に軽い備えをしておくことで
より安心して新年を迎えることができます



年始はすぐに日常が戻ってくるため
日本のような
長い休みを期待している
と少し戸惑うかもしれませんが

その分、
生活のリズムを乱さずに
新年をスタートできる

というメリットもあります

 



にぎやかな年越しもいいけれど
あえて静かな異国の地で
自分だけの時間を味わう年末年始も悪くない


ソウルでの冬の暮らしのなかに
そんな新しい選択肢があることを
少しでも感じていただけたら嬉しく思います

スポンサーリンク
おすすめの記事