それが、僕の率直な感想だ。
楽しみにしていたusjのエヴァンゲリオン4D。
120分の待ち時間を、
寒い中、暇つぶしに持って行ったIpadで漫画を読みながら時間を潰した。
そして、
ついに僕の番が来たんだ。
という事で、今回は、
usjのエヴァンゲリオン4Dの感想をビジネス的な観点から解説してみます。
スポンサードリンク
usjのエヴァンゲリオン4Dの内容は?
ネタバレするのはダメなので
あえて詳しい内容は省くが・・・。
無理やりキャラクターを全部出演さそうとしているため、
内容としては、非常に展開が早く
詰め込み過ぎて無理がある。
一緒に行った嫁や子供は全く内容が理解できなかったようだ。
ターゲットは誰?
こういったアトラクションを作る時、
いや、ビジネス的な観点から言っても、
作る時は、
もちろん、ターゲットを決めることが大切なポイントだ。
ターゲットとは、例えば、
どういった年齢層に、
男性、女性?
どういった客層に対して
その商品を作るのか?
という事だ。
今回のusjのエヴァンゲリオン4Dを考えてみると、
一体どのターゲットに向けたアトラクションなのか
まったく分からない。
なぜなら、
僕も一応エヴァンゲリオンのアニメや映画、漫画を一通り読んだことのある
ごく普通のエヴァンゲリオンファンだ。
だけど、
そんな僕も今回の4Dを見ても
?????となるほど意味が分からない内容だった。
ましてや、
エヴァンゲリオンを見たことがない嫁や子供にとっては尚更だったようで
アトラクションが終わってから、
あれ、どういうことなん?
どんな話なん?
と聞かれたおしたからだ。
つまり、
普通のエヴァンゲリオンファンをターゲットとしているわけでもなく、
新規のファンを開拓しているような感じでもない。
まして
エヴァマニアにとっても、
あのアトラクションは、中途半端であり
絶対に賛成しないだろうと思う。
そもそも
4Dの性能は活かしきれているのか?
という点が疑問だ。
usjの4Dは活用できているのか?
usjで4Dのアトラクションを体験したことがある人ならわかると思うが、
4Dの特徴として、
飛び出す3Dだけでなく、体感が出来るという事が売りなわけだ。
臭いであったり、風であったり、振動であったりと。
じゃあ、それは、
今回のusjのエヴァンゲリオン4Dのアトラクションで活かされていたのか?
という感想だが・・・
答えはノーだ。
usjの4Dで出来ることと言えば、
シャボン玉、チョコレートの匂い、足元の風、椅子の振動、水しぶき
これらは、元々エルモのアトラクション用として使われているため
エルモのアトラクションではとてつもなく効果が高い。
だけど、
今回のエヴァンゲリオン4Dのアトラクションとなると、
無理やり感が凄い。
水しぶきは血しぶきに変わっているため
子供にとっては少しグロテスクであり、
あまり子供に見せることはお勧めできない。
しかも、
そんなにそのシーンが必要か?
と問いたくなるほど、その効果を使うために無理やりに作りすぎている。
そして、
4Dの効果のほとんどを椅子の振動に頼り過ぎている。
これでは、
効果ばかりが先行し、内容に意味を持たすことが出来ず、
あまり楽しめなかったというのが、本当の感想だ。
ビジネス的な観点から言えば
ビジネス的な観点から言えば、
もっと新規顧客開拓が出来るような内容にすべきだったと思う。
場所はusjなのだ。
ほとんどが、子供連れの家族であり、
きっとお父さんがエヴァンゲリオン好きであり、
そのアトラクションに子供や家族を一緒に連れていくという構図が想像できる。
それなら、
今まで興味のなかった女性や子供が興味を沸くような内容にすべきではなかったのか?
そう思えてならない。
残念ながら・・・
そして、残念ながら、
エヴァンゲリオンのグッズは充実しているのだ。
これが・・・(笑)
usjのエヴァンゲリオンのグッズについてはこちらをどうぞ
↓
usjのエヴァンゲリオンのグッズに一言だけで良いから言わせてくれ!
ただし、
エヴァンゲリオンのアトラクションに出ていない使徒がメインのグッズがあったりで、
ちょっとこちらも迷走している感が否めない。
もちろん、
usjも興業である。
そのため、
利益を出して、利益を生み出してナンボだとは思うが、
さすがに、もう少しみんなが楽しめるアトラクションに仕上げるべきだったのでは・・・
そう思えてならない。
ビジネスで大切なのは、
新規顧客開拓とリピーターを増やすことである。
だけど、
今回のusjのエヴァンゲリオンのアトラクションには
そのどちらの意図もくみ取ることが出来なかったのが残念だった。
アトラクションが終わった後に、
帰ったら、レンタルでDVDを借りよう
コミックを読み返そう
そう思わせるようなアトラクションに仕上げるべきだと思った。