
夫婦でのんびり海外で暮らすって、
ちょっと夢みたいな話じゃないですか?
物価が安い国で、気候も穏やかで、
毎日をゆったりと過ごす。
──そんな暮らしを想像して、
僕も
「プチ移住、アリかも」
って思い始めました。
でも、
いざ妻に話してみたら…
返ってきたのは、
思ってもいなかったひと言。
「え、無理やわ。
てか一人で行ってきたら?」
マジで(;゚Д゚)!?
って心の中で叫びました。
そりゃそうか…
医療、言葉、食事、トイレ…
海外で住むとなれば
そりゃ~不安しかないよね(;'∀')
でも、だからといって、
一人で海外に住むなんて寂しすぎるし、
せっかくここまで一緒に歩んできた妻と、
離れてまでプチ移住したいわけじゃない。
やっぱり、
僕は一緒に過ごしたい。
この先の人生も、
できればふたりで──
そんな思いを抱えながら、
「どうしたら妻も納得してくれるやろか?」
と必死に考えました。

何度もネットで調べて、
YouTubeやブログも見まくって、
「これやったら安心かも」
と思う情報をまとめてみたり。
で、いろいろと試しながら、
少しずつ見えてきたんです。
妻が不安に思っていることには、
ちゃんと理由があって、
その多くには“対策”があるってこと。
どんなことで反対してるのかが分かれば、
それに合った解決策も見えてくるはず。
ってことで、
妻がどんな理由でプチ移住に反対していたのか、
そして、それに対して
実際に効果があった対策もあわせて紹介していきますね。
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目次
妻がプチ移住に反対する理由ベスト3とその本音とは?
プチ移住の話をすると、
妻が大反対する(;'∀')
実はこれ、
僕だけじゃなく、
多くの夫婦に共通する“あるある”みたいです(;'∀')
もちろん、
誰だって突然
「海外で暮らそう」なんて言われたら、
不安になりますよね。
確かにそれはそうなんだけど、
だけど、だからと言って、
『そうだよね、じゃあ、辞めとこうか』
では、話が進みません(;'∀')
なので
妻を説得することが超重要!
そこで大事になるのが、
どんなことで、
妻が反対しているのか?
です。
そう、孫氏いわく
『彼を知り己を知れば百戦殆からず』
です(`・ω・´)
ってことで、まず、
妻がプチ移住に反対するよくある理由ベスト3
を紹介していきます。
これは実際に僕が妻から言われたり
ネットや周囲の話を聞いたりしながら
まとめたものですが、
どれも
「そうそう!」
って思う人が
きっと多いはずです。
【第3位】毎日の食事が口に合うのか、料理はどうするのか問題
「毎日現地のスパイシーな料理なんて無理」
「そもそも自炊なんてしたくない」
旅行中は楽しめる料理でも、暮らしになると話は別。
味・調理法・食材・食費…食の不安はとても大きな要素です。
【第2位】言葉が通じないのが不安すぎる
これはもう定番の悩み。
「買い物は?病院は?道に迷ったら?」
“なんとなく身振り手振りでいけるやろ”
と思っても、
人によっては
「ひとことも通じない」のが
とてつもなくストレスなんです。
【第1位】お金が心配…年金で本当に足りるの?
「毎月の生活費、いくらかかるの?」
「旅行じゃないから、ずっと出費が続くんでしょ?」
「病院代、住まい、食費…そんなに安く済むの?」
プチ移住を考えるうえで、
妻が気にする最大のポイントが“お金の問題”。
年金生活が始まるタイミングでもあり、
「今後ずっと収入が増えないのに海外暮らしなんて不安」
と感じるのは当然です。
こうして見てみると、
妻が感じる不安って
「現地での暮らしの具体的なイメージが湧いてない」
ことから来てる気がします。
逆に言えば、
ここが見えてくれば、
「案外、大丈夫かも」
と思える余地もあるってこと。
だからこそ、
具体的な解決策や、
「こう言われたらこう返す!」
という切り返し方を事前に準備しておけば
妻にも前向きに考えてもらえる可能性が、
ぐんと高くなります!
さあ、少しずつでも、
不安を“安心”に変えていきましょう!
妻の反対理由その1「食事・自炊の不安」にどう向き合うか?
妻がプチ移住に首を縦に振らなかった理由
そのひとつが
「食事」でした。
「海外まで行って、
自炊なんて絶対ムリやからね」
その言葉を聞いた瞬間、
僕はちょっと戸惑いました。
◆ 海外に行ってまで、自炊なんて…という本音
“暮らす”となると、
毎日のごはんがセットでついてくる。
僕は最初、せめて
「二人で一緒に料理すればええやん」
くらいに思ってました。
でも、妻の反応を見て
これは
“そういうレベルの話じゃない”
と気づいたんです。
◆ 日本ですら献立はストレス。海外ならその100倍以上!?
後から知ったんですが、
実は「毎日の献立を考えること」って、
主婦にとってかなりのストレスなんですね。
それなのに
海外の、知らないスーパー、
知らない調味料、慣れないキッチンで、
そのストレスをさらに倍増させるなんて、
確かに無理ゲーすぎる(;'∀')
「作る」という行為そのものに、
ものすごく抵抗感がある。
これは、
“料理を手伝えばOK”
という問題じゃなかった。
◆ 調べてみたら…まさかの「外食スタンダード」!
そこから僕は真剣に調べました。
「海外 自炊 しんどい 解決」
みたいな検索を繰り返して。
そこで見つけたのが
東南アジア=外食がスタンダードな国が多い
という事実。
・バリ島、バンコク、クアラルンプール、ホーチミン…
現地の人ですら、ふつうに外食中心の生活
・屋台も食堂も朝から晩まで開いてる
・しかも1食300〜500円台。
野菜もたっぷりで、バランスも悪くない
「なんやこれ、日本より全然ラクやん…!」
って思わず声に出そうになったくらい、
衝撃でした(;'∀')
◆ でも、日本の味が恋しくなったら?
バリにもバンコクにも、
日本のスーパーやレストランがあります。
・醤油、味噌、だし、みりん
・冷凍のうどん、納豆、そば
・カレーのルー、インスタント味噌汁
なので、いざとなれば、
ホテルの湯沸かし器で味噌汁も作れるし、
日本人経営のレストランで定食も食べられる。
◆ だから言ってみた。「日本より楽やで!」って。
「毎日外食でも大丈夫やし、
むしろそっちが現地では普通らしいで。
それに、
日本の味が恋しくなっても手に入るって」
そう言ったら
あれだけ反対していた妻が、
まさかの反応!
「え、それなら日本にいるよりラクやん。
早く行こうや!」
って、
まさかの乗り気に変わったんです(;゚Д゚)
ってことで、
食事のことに関しては、
外食できるよ!
ってことが分かれば
かなりの確率でOKに変わるかもです。
ちなみに
海外での日本食や調味料の入手方法については
こちらのブログで詳しく書いているので
気になったら読んでみて下さい
ただし、
移住先が、ハワイやヨーロッパの場合
毎日外食はさすがに金銭的に厳しいので
僕なら
まずは東南アジアで海外生活に慣れてもらってから
そこから、
ハワイとかに移住して、
徐々に海外でも自炊していこう!
って流れに持って行くかなと。
もしくは
『一緒にご飯を作ろう!』
って説得するつもりです。
そして、
そんな手の込んだものじゃなくて
サンドイッチとか
ラーメンとか
簡単なもので済ます
まぁ、健康に気を付けながらなので
たまにはサラダとかも作ったりしてね。
ってことで、
大事なのは
食のストレスから妻を守ること。
それが、プチ移住を前向きに考えてもらう
最初の一歩だと思います。
妻の反対理由その2「言葉が通じない不安」はどう乗り越える?
「言葉が通じない国なんて、絶対ムリ!」
妻からそう言われて、
僕も少しだけ焦りました。
確かに、自分一人ならまだしも、
日常の会話ですら緊張してしまう環境に、
安心して飛び込める人なんて、
そうそういない。
◆ スーパーで「卵どこ?」って聞けないだけでストレス
海外での暮らしでまず困るのが
「買い物」や「病院」。
ちょっとした単語が出てこないだけで、
不安が大きくなってしまうのが現実です。
・薬を買いたいけど、説明できない
・注文を間違えそうで緊張する
・ゴミの分別方法が分からない
しかも、
「通じなかったらどうしよう…」
という不安があるだけで、
その場に立つのが怖くなる。
だから妻が心配するのも無理はないんです。
◆ でも今は“スマホひとつ”で会話ができる時代
でも、だからといって諦める必要はありません。
・Google翻訳
・Papago
・VoiceTra
・LINEの翻訳機能
これらのアプリをスマホに入れておけば、
会話も、文章も、
その場でリアルタイムに翻訳できます。
僕たちが移住先として考えてる
東南アジア各国では、
観光客も多いので、
翻訳アプリの活用も当たり前。
むしろ
「使って当然」な雰囲気です。
◆ 紙の「会話シート」を持ち歩くだけでも安心
さらに、あらかじめ
「買い物」「病院」「レストラン」で使う
ひとことフレーズをまとめて印刷しておけば、
スマホが使えない時もパッと見せるだけで伝わります。
・This is my allergy(これは私のアレルギーです)
・I want eggs(卵が欲しいです)
・Please call a taxi(タクシーを呼んでください)
難しい単語や文法を
覚える必要はまったくありません。
◆ ジェスチャー&写真が最強の言語になる
実は、言葉が通じなくても
手で指したり、スマホで写真を見せるだけで
だいたいのことは伝わるものです。
・レストランの写真メニュー
・地図アプリで行きたい場所を見せる
・「これ欲しい」と実物を指さす
意外と身振り手振りの方が
早くて正確だったりします。
◆ 慣れれば、意外と“話すのが楽しい”かもしれない
そして、
これは特に知ってほしいことなんですが
意外と、話すことって楽しいんです!
もちろん最初は不安だと思います。
言葉が通じなかったらどうしようって、
誰でもドキドキする。
でも、だからこそ、
ちょっとでも通じた時の
「おおっ(;゚Д゚)!」
って喜びが、
なんとも言えず嬉しいんです。
しかも、海外の人って
ほんまに親切な人が多くて、
片言でもニコッと笑ってくれたり、
身振り手振りで助けてくれたり
言いたいことが分かるまで
ちゃんと聞いてあげよう!
ってすごく親身に対応してくれたりします。
そして、仮に
失敗しても、
それがかえって会話のネタになったりもします。
最初から上手くいかなくて当然。
でも、それを
一緒に笑いながら過ごせる時間こそが、
プチ移住の醍醐味だと思います。
ちなみに、
言葉が通じないけど、どうしたら良い?
って心配に関しては、
こちらのブログで詳しく紹介してますよ
妻の反対理由その3「お金が心配…年金で本当に足りるの?」にどう対応する?
「年金生活になるのに、海外で暮らせるん?」
これが、妻の最大の不安でした。
旅行じゃなくて「暮らし」の延長になると、
毎月の出費がずっと続くと
圧迫感を不安を感じますよね。
◆ 年金暮らしでも「やりくりできるのか?」は当然の疑問
日本でも年金だけで生活するのは大変。
その状況で海外に加えて
住まい・食費・光熱費が上乗せされたら…
そう考えると、
知らない国への挑戦が
「贅沢すぎるんちゃう?」
と感じるのは当たり前です。
◆ 東南アジアなら、月10万円以下で豊かな暮らしも可能
でも、調べてみると
驚くほど差がありました。
・バリ島では、家具付きコンドミニアム
外食付きで月10万円台
・タイ(チェンマイなど)なら
月8万円台〜可能
・物価の安い田舎では
もっと抑えられるケースもあります
しかも、安いから「我慢」の生活ではなく、
無理せず
「ちょっと贅沢」もできる余裕があるんです。
◆ “見える化”が妻の安心に変わるカギ
最初は
「10万円で足りるん?」
と言っていた妻も、
具体的な月ごとの生活費内訳を見せると、
表情が変わりました。
たとえば…
| 項目 | 日本での目安 | 東南アジアの目安 |
|--------------|-------------|------------------|
| 家賃 | 8万円 | 4万円 |
| 食費 | 6万円 | 3万円 |
| 光熱費 | 2万円 | 1.5万円 |
| その他(日用品等) | 2万円 | 1万円 |
| **合計** | **18万円** | **9.5万円** |
こんな情報を具体的に提示すると、
「年金単独でも暮らせるかも」
という安心が増します。
ちなみに
バリ島で2か月過ごすと
こんな感じになります
◆ 「でも、予期せぬ出費」はどうするの?
もちろん予期せぬ支出にも備えておきたいもの。
だからこそ、
・海外旅行保険の検討(長期もOK)
・緊急用の貯金口座を確保
・予算に「ゆとり枠」を12〜15%ほど上乗せすることで、
心の余裕にもつながります
◆ 今のうちに“将来の安心”を準備しておくという選択
そして、これも
超重要な事なんだけど
もしまだ、あなたが現役中であれば
今のうちに少しずつ
「老後の安心の種」を
育てておくのも大きな安心材料になります。
たとえば、
・年金以外にも収入源を持つ(iDeCo・NISA・株式配当など)
・少額でも毎月の投資で“老後のプチ移住資金”を積み立てる
・万が一の出費も“資産から補える”状態を目指す
こうした工夫ができると、
「定年後の暮らし=切り詰めるだけじゃない」
という前向きな選択肢が、
ぐっと増えてくるんです。
つまり、
物価が安い東南アジア“しか”選べない…ではなく、
ハワイやヨーロッパなど、
もっと幅広いプチ移住先も視野に入ってきます。
それに、日本で暮らすにしても
余裕のある生活ができるようになります。
だからこれは、
「おすすめ」というよりも
定年退職前に、絶対に準備しておいてほしいこと。
そんな風に僕は思っています。
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不安があって当然。それでも「一歩踏み出せる方法」はある
妻がプチ移住に反対する理由として──
・食事(自炊がイヤ!)
・言葉(通じないのが怖い)
・お金(年金だけで足りる?)
この3つを中心に、
それぞれに現実的な対策があることをご紹介してきました。
◆ それでも「ほかにも不安はあるよね」
例えば、
・病院はどうするの?
・トイレ事情が心配…
・洗濯ってどうするの?
・住む場所の清潔さは?
一つひとつをあげればキリがないくらい、
新しい土地での生活には
「未知のこと」がたくさんあります。
でも、だからこそ
「最初から全部完璧にしようとしない」
ことが、すごく大切だと思うんです。
◆ “不安”をゼロにするんじゃなく、“減らす”でいい
海外プチ移住って、
言ってみれば「長めの旅行」。
まずは1か月だけ、
気軽に暮らすように滞在してみる。
その中で少しずつ、
「ここは思ったより楽だったな」
「これはちょっと大変かも」
と、体感しながら
判断していけばいいと思うんです。
◆ 自分たちなりの“答え”を見つければいい
大事なのは
「人と同じ」であることじゃなくて、
自分たち夫婦にとっての
“ちょうどいいバランス”を見つけること。
・外食メインが合ってるかもしれない
・治安重視で選ぶのが安心できるかもしれない
・月15万円までなら大丈夫、という線引きを決めてもいい
不安に思っていたことも、
事前に情報を集めて、
ちょっと試してみるだけで
思ったより「できそうかも」
に変わることもあります。
◆ プチ移住は、夢じゃなく「選べる現実」
最後にひとつだけ。
プチ移住って、
特別な人だけの話じゃありません。
今は情報もツールも充実していて、
ちょっとの工夫と準備があれば、
誰にでも実現できる暮らしのスタイルなんです。
もし少しでも「いいかも」と思えたら、
ぜひ小さな一歩からでいいので、
あなたの“その後の人生”の選択肢として
考えてみてほしいなと思います。