
トモです。
バリ島といえば、
ビーチに寺院、ウブドの棚田、
おしゃれなカフェやレストランなど、
人気の観光スポットがたくさんあるよね。
僕も何度かバリ島を訪れていますが、
だけど、
最近ちょっと思うことがありまして。
それは、
「バリ島、かなり観光地化されてきたなぁ…」
ってこと(;'∀')
もちろん、
便利だし、きれいだし、
観光するには最高なんだけど、
でも、
昔の10年、20年位前のバリ島の方が良かったな~
という気持ちもあって。。。
僕にとっては
ぶっちゃけ
アイコンバリとかいらんし。

なので、
出来れば、
現存する観光客があまり行かないような場所で、
かつ、
もっとローカルなバリ島を見てみたい!
と思ったのよ!
で、
色々と調べていると、
キンタマーニのバトゥール湖周辺に、
「風葬」という独特の葬送文化が残っている場所
があることを知ったのよ。
ふ、風葬?
なんや、それは?
と(;'∀')
調べてみると、
ご遺体をそのまま外に置いておくらしい。。。(;'∀')
マジか?
めっちゃ見てみたい!
ってことで、
その場所が、
トルニャン村(トゥルニャン村)
です。
ってことで、今回、
家族で実際に
トルニャン村の風葬墓地へ行ってきました。
ちなみに、
「トルニャン村へ行ってきた」
と書きましたが、
今回僕たちが訪れたのは、
村の集落そのものではなく、
バトゥール湖のほとりにあるトルニャン村の墓地
です。
ってことで、
この記事では、
実際にサヌールからトルニャン村の墓地まで行った僕が、
・トルニャン村の風葬とはどんな文化なのか
・サヌールから墓地までの行き方
・ボート料金はいくらだったのか
・実際の墓地はどんな場所だったのか
・臭いや現地の雰囲気
・服装やトイレなど行く前に知っておきたい注意点
などについて
写真と一緒に紹介します。
「定番のバリ島観光にはちょっと飽きた」
「もっとローカルな文化や風習を知りたい」
そんな人には、
かなり興味津々の場所になるかもですよ~
目次
バリ島の穴場「トルニャン村」とは?風葬文化が残る場所
まず、
「トルニャン村ってどこ?」
という人も多いと思うので、
簡単に紹介しておきますね。
トルニャン村は、
バリ島北東部にある
バトゥール湖のほとりにある村です。
ちなみに、
ネットで調べていると、
「トルニャン村」
「トゥルニャン村」
「ティルニャン村」
など複数の表記を見かけるけど、
現地では Trunyan(Terunyan)
と表記されているので、
日本語では、
トルニャン、トゥルニャンなど、
表記が統一されていないみたい。。。
や、ややこしいぜ、、、(;'∀')
なので、
この記事では、
「トルニャン村」
で統一して紹介していくことに。

で、
このトルニャン村が
普通のバリ島の村とちょっと違うのが、
バリ・アガと呼ばれる人々が暮らす村
だということ。
バリ・アガは、
現在のバリ島で広く見られる文化が形成される以前から、
島に暮らしてきた人々とされていて、
つまりは
原住民ってことだと思う。
なので、
トルニャン村には、
今でも独自の文化や風習が残っているらしい。
その中でも、
特筆すべきなのが、
「風葬」
という独特の葬送文化。
バリ島では、
亡くなった人を火葬する
「ガベン」が有名らしいんだけど、
トルニャン村では、
一定の条件を満たして亡くなった人を
火葬したり土に埋めたりせず、
ご遺体を地上に安置するという風習
が残っています。
いやいや……
ご遺体をそのまま地上に置いておくって、
いったいどんな場所なん?(;'∀')
しかも、
この風葬墓地があるのは、
普通に車で行ける場所ではなくて、
バトゥール湖をボートで渡っていかないといけないという。。。
まぁ厳密にいえば
道もあるらしいんだけど、
すごく辺鄙で車とかでは行きにくいらしい
ガイド談。
ってことで、
そんなトルニャン村に興味を持った僕は
無性に行きたくなり、
実際に
トルニャン村の風葬墓地へ行ってみることに。
ちなみに
嫁はあまり乗り気じゃなく、、、
逆に
娘は乗り気という、、、(;'∀')
では、
サヌールからトルニャン村の風葬墓地までは、どうやって行くのか?
次は、
僕たちが実際に行ったルートを紹介します。
サヌールからトルニャン村の風葬墓地への行き方|カーチャーターで行ってみた
では、ここからは、
僕たちが実際にトルニャン村の風葬墓地へ行った時の様子
を紹介していきますね。
今回、
僕たちはサヌールに宿泊していたので、
サヌールから カーチャーター
を利用して、
トルニャン村に行くことに。
そして、
車でバトゥール湖方面へ向かい、
到着したのがこちら。

う~ん、
観光地というより、
かなりローカルな雰囲気(;'∀')
この辺りまで来ると、
僕が求めていた 「観光地化されすぎていないバリ島」
って感じがしてきますが。。。
ちなみに
車で2時間かからないくらいで到着。
渋滞によっては
もう少しかかることもあるらしい。。。(;'∀')
で、
ここからさらに
ボート乗り場へ。

船着き場には、
トルニャン村の墓地へ向かう
ボートが何艘か停まっていました。
ちなみに
ボートが発進するまで
こんなコテージみたいなところで
待ってました。

景色がものすごく綺麗

ところだけど、
僕たちは事前に
カーチャーターをお願いした時点で、
ボート料金も相手から提示されていた
ので、
現地で値段交渉などはしていません。
そして、
船着き場には、
ボートの料金表
もありました。

2026年9月に僕が行った時の
外国人向け料金は、
1人 733,000ルピア
2人 785,000ルピア
3人 837,000ルピア
4人 889,000ルピア
5人 941,000ルピア
6人 993,000ルピア
7人 1,045,000ルピア
となっていました。
料金表を見る限り、
1人あたりの料金ではなく、
乗船人数によってボート料金が変わるシステム
みたい。
僕たちは、
僕、嫁、娘の3人に加えて、
カーチャーターのドライバーさんも
一緒にボートへ乗りました。
ドライバーさんはバリ島の人なので、
僕たち外国人3人+現地の人1人
という組み合わせ。
そのため、
料金表の外国人3名+現地人の料金を
僕が払うことに。
※ドライバーの分も当然僕が払います。
もちろん
ドライバーさんは駐車場で待つように
依頼することもできるけど、
通訳の問題もあるので
日本語ができるドライバーなら
一緒に来てもらった方が良いです。
※トルニャン村のガイドさん?は
日本語できないので。
そして、
いよいよボートに乗って、
トルニャン村の風葬墓地へ!

ちなみに
乗船時間は、
だいたい20分くらい。
バトゥール湖の景色を眺めながら進んでいくので、
これがなかなか気持ちいい!
……と言いたいところなんだけど、
意外と
さ、寒い……(;'∀')
僕たちが行ったのは
9月上旬。
バリ島なので暑いだろうと思っていたんだけど、
湖の上をボートで走っていると、
風をまともに受けるので、
思っていた以上に肌寒かったです。
特に朝から行く人は、
薄手のパーカーなど、
羽織れるものを1枚持っていった方が良いかなと。
ちなみに、
船着き場周辺で
もうひとつ驚いたのが、
ハエの多さ!
これが、
本当にめちゃくちゃ多かった(;'∀')
ガイドさんの話では、
周辺の畑で肥料として糞などを使っていることが
関係しているらしい。
なお、
これは風葬墓地でハエが大量に飛んでいたという話ではなく、
農業の方法により
ハエが大量に発生しているってことです。
そして、
約20分ボートに揺られていると、
いよいよ
トルニャン村の風葬墓地に到着。

さて……
ご遺体を地上に安置する「風葬」の墓地とは、いったいどんな場所なのか?
実際に中へ入ってみます。
トルニャン村の風葬墓地へ!実際にご遺体や頭蓋骨を目の前で見てきました
ここからは、
現地の人が墓地の中を案内してくれました。

説明はインドネシア語だったので、
一緒に来てくれた
カーチャーターのドライバーさんが、
僕たちに通訳してくれる感じ。

まず、
門?みたいなところで
すでにイカツイ。。。(;'∀')
な、なんの?この人形たちは、、

そして、
門をくぐり
墓地の中を進んでいくと……
※ここからの画像は
実際のご遺体が写っているため、
写真をもとにイラスト化しています。
おお……頭蓋骨が並んでる……( ゚Д゚)

もちろん、
レプリカではありません。
ここで実際に亡くなった人たちの
頭蓋骨です。
さらに奥へ進むと、
竹で作られた囲いのようなものが
いくつも並んでいました。

そして、
この中に、
亡くなった人のご遺体がそのまま安置されています。

僕たちが訪れた時には、
数日前に亡くなられたという方も
安置されていました。
いや~、
写真などで見るのと、
実際に目の前で見るのとでは、
やっぱり全然違います。
でも、
僕は不思議と
「怖い」という感じはなくて、
むしろ、
「本当に今もこの風習が続いているんだ……」
という不思議な感覚の方が強かったです。
ちなみに、
ガイドさんの説明によると、
ここに安置できるご遺体は 11体まで
とのこと。
では、
12体目のご遺体が来たら
どうするのか?
古いご遺体から順番に
竹の囲いから出され、
頭蓋骨は、
先ほどの場所へ移されて
並べられるそうです。

そのほかの遺骨についても、
墓地の周辺に
移されるみたいです。

というか
無造作に放置されているようにしか見えないし。。。(;'∀')
さらに、
竹の囲いの周辺には、
服や履物、
日用品など、
故人のものと思われる品々も
たくさん置かれています。

いや、ぶっちゃけ、
置かれているというか、
「えっ、これゴミじゃないの?」
と思ってしまうほどの
荒れよう。。。(;'∀')
でも、
これも僕たち日本人の感覚で見ているから、
そう感じるだけなのかも。。。
なぜなら、ここは
きれいに整備された観光施設ではなく、
今も実際に使われている 現地の人たちの墓地
なので。
そして、
ここで僕がもうひとつ
かなり不思議に思ったことがあります。
これだけご遺体が
そのまま地上に安置されているのに……
ほとんど臭いがしないんです。
なんで??(;'∀')
これには、
トルニャン村に昔から伝わる話と、
現地ガイドさんから聞いた
別の理由がありました。
トルニャン村の風葬墓地はなぜ臭わない?不思議なタル・メニャンの木
さて、
トルニャン村の風葬墓地へ行って、
僕がかなり不思議だったのが、
「なんで臭わないの?」
ってこと。
だって、
ご遺体を火葬するわけでもなく、
土の中に埋めるわけでもなく、
そのまま地上に安置しているわけですよ。
しかも、
僕たちが訪れた時には、
数日前に亡くなったという方のご遺体もありました。
となると、
本来、ご遺体は腐っていくはず。。。
そうなれば、
かなり腐敗臭がするはず?
と思うじゃないですか。
ところが、
実際に墓地の中を歩いてみても、
腐敗臭どころか臭いがほぼ無いのよ( ゚Д゚)
しかも
ご遺体が11体もあれば、
なおさら、するはずなのに、、、
無い!
これが、
めちゃくちゃ不思議。。。(;'∀')
で、
現地で説明を聞いてみると、
トルニャン村には、
昔からこの臭いにまつわる話があるそうです。
それが、
「タル・メニャン(Taru Menyan)」と呼ばれる木。

噂では
この木が匂いを吸い取り
ご遺体から出る臭いを消している
と言われているらしい。
へぇ~~、
そんな木があるのか( ゚Д゚)
ただ、
これはあくまで
トルニャンに伝わる伝承のひとつ。
一方で、
僕たちを案内してくれた現地ガイドさんは、
「この辺りの土には硫黄が含まれていて、それが臭いを吸収している」
というような説明もしていました。
バトゥール湖周辺は火山地帯なので、
聞いた時は、
「あ~、なるほど」
と思ったんだけど、
この硫黄の話については、
僕自身が科学的な根拠まで確認したわけではないので、
あくまで現地ガイドさんから聞いた話
として紹介しておきます。
ただ、まぁ
理由が何なのかは別として、
実際に僕が現地へ行って感じたのは、
「本当に思っていたほど臭わない」
ということ。
あ、あと、
この墓地?に入れるご遺体は
主に結婚している人が対象とされ、
子ども・未婚者、事故死などは
別の場所になるみたいです。
なので、
この墓地で眠れるのは
現地の人たちにとっては
最後まで生きれたという証で
名誉なことらしい
って、現地の人達が言うてました。
そして、
墓地を30分ほど案内してもらっていると、
最初はあまり乗り気じゃなかった嫁にも、
ある変化が……。
行く前は、
「え~、そんなところに行くの~?」
みたいな感じだった嫁が、
気が付けば、
家族の中で一番興味津々になってるという(;'∀')
「あ、この人、まだ髪の毛が残ってる」
「顔がそのまま残ってる」
と、

僕よりじっくり見てるやんw
そんな嫁の反応も含めて、
僕自身、
文化や風習の違いを実際に体験できて
トルニャン村へ来て
マジで良かったなと。
まとめ|バリ島の穴場・トルニャン村の風葬墓地へ行ってみた
ってことで、
今回は、
バリ島のバトゥール湖にある
トルニャン村の風葬墓地
へ行ってきました。
ちなみに
さすがに秘境というかローカルというか
僕たち以外には
日本人が2名と外国人が4人くらいしか
来てなかったよ。
そういいった意味でも
僕が望んだローカルという雰囲気はバッチリで
いや~、
マジで来て良かったなと。
もちろん、
ご遺体や頭蓋骨を
実際に目の前で見る場所なので、
誰にでもおすすめできる観光地ではありません。
でも、
僕みたいに、
「普通のバリ島観光にはちょっと飽きてきた」
「もっとローカルなバリ島を見てみたい」
「現地の文化や風習を知りたい」
という人には、
かなり興味深い場所だと思います。
僕自身、
行く前は、
「ご遺体をそのまま置いている場所って、
いったいどんなところなんだ?」
という好奇心が一番大きかったんだけど、
実際に行ってみると、
単に珍しいものを見るというより、
日本とはまったく違う死生観や文化に触れられた
というのが一番印象に残りました。
こういう体験こそ、
海外旅行の面白さなのかもしれないな~と。
ただし、
トルニャン村の風葬墓地は、
普通の観光施設ではなく、
今も現地の人たちが実際に使っている墓地です。
でも、
現地の人達を見ていると
若干、観光地として
考えているような雰囲気はあったけど、、、(;'∀')
ちなみに、
僕たちが訪れた時は
写真撮影も大丈夫とのことでしたが、
頭蓋骨や遺骨に触ったり、
置かれているものを勝手に動かしたりせず、
現地の文化に敬意を持って見学することが大切だと思います。
また、
僕が行って感じた
注意点をまとめておくと、
・ボートの上は意外と寒いので薄手の上着があると便利
・ボート乗り場はハエがかなり多かった
・トイレはかなりローカルなので、
特に女性は事前に済ませておくのがおすすめ
・ボート料金は事前に確認しておく
・墓地では現地のルールを守る
・ahamoは墓地でも普通につながった
という感じ。

あと、
マジでトイレはこんな感じで
悲鳴あげました。。。(;'∀')

そして、
僕がひとつ心残りだったのが、
トルニャン村の集落そのものには行けなかったこと。
今回訪れたのは、
あくまでトルニャン村の風葬墓地です。
僕としては、
墓地だけじゃなく、
バリ・アガの人たちが暮らしている
村の様子も見てみたかったんだけどな~(;'∀')
ただ、
ネットとかで調べてみたら
村に行けば、風葬墓地には行けない
風葬墓地に行けば、村には行けない。
みたいな情報もあったので
真偽はよくわかんない。
ガイドさんに言ったら、
『村に行っても何もないよ~』
って言ってたので
面倒くさくて行ってくれなかったのか?
はたまた、
実際に行けないのかは不明だった。。。(;'∀')
ちなみに、
トルニャン村の風葬墓地の近くには、
キンタマーニ高原やバトゥール湖などもあるので、
1日カーチャーターを利用して
周辺観光と組み合わせるのもおすすめ。
他には
バリ島には、
風葬のほかにも、
日本ではなかなか体験できない
独特の文化や風習があります。
そのひとつが、
「ムルカット」と呼ばれる沐浴(もくよく)。
聖なる水で心身を清めるという、
バリ・ヒンドゥーの伝統的な浄化儀式です。
トルニャン村の風葬とは
また違った形で、
バリ島の人々の信仰や文化に触れられる体験なので、
興味がある人は、
こちらの記事もどうぞ~。
ってことで、
定番のビーチや寺院とは
まったく違ったバリ島を見てみたい人は、
トルニャン村の風葬墓地、
候補のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
ただし、
ご遺体や頭蓋骨を見るのが苦手な人は、無理して行かないようにね(;'∀')
僕にとっては、
今回のバリ島旅行の中でも、
かなり記憶に残る場所になりました。















