マレーシア移住はクアラルンプールとマラッカどっちが住みやすい?夫婦視点で比較

B!
どうも、トモです。

マレーシアに移住する時に必ず迷うのが
マレーシアのどこで住む?

ってことだと思います。

で、移住先の候補地として挙がりやすいのが、
クアラルンプールやマラッカかなと。


で、そこでまた考えるのが、

「じゃあ、クアラルンプールとマラッカ、どっちが住みやすいのか」
という問題だと思います。


どちらも観光地としての情報はたくさんあるのに、
移住視点のリアルな比較は
ほとんど出てこないんですよね。



都会の便利さを取るか、
落ち着いた街で暮らすか。

このあたりは実際に歩いてみないと分からない部分が
かなり多いと感じます。



そして、
移住といっても、仕事をするのか、
プチ移住でのんびり過ごすのか、
夫婦での生活を考えるのかによって
「向き不向き」が大きく変わります。



そこで今回は、
クアラルンプールとマラッカを
「暮らす場所」という視点で
分かりやすく比較していきます。


観光の印象ではなく、
実際に生活したら
どんな毎日になるのかをイメージできるようにまとめていきますね。

あなたの理想の生活に合う街がどっちなのか、
この記事でしっかり判断できるようにしていきます。

結論から先に クアラルンプールとマラッカは向いている人がまったく違う

まず最初に結論だけ先にまとめておきます。

クアラルンプールとマラッカは、
どちらが良い悪いではなく

「どんな暮らしをしたいか」

で完全に向き不向きが分かれます。



クアラルンプールは
・都会で便利な生活をしたい人
・タワマン生活に憧れている人
・買い物や外食を中心に過ごしたい人

に向いています。




一方、マラッカは
・異国らしい雰囲気の中で暮らしたい人
・散歩や街歩きを楽しみたい人
・“海外に住んでいる実感”を大事にしたい人

に向いています。



タイプがまったく違う街なので、
どちらが自分たち夫婦の生活に合うのかを整理すると、
自然と答えが見えてくると思います。



ってことで、ここからは、
具体的に2つの街の違いを詳しく解説していきますね。

クアラルンプールの特徴 都会・便利・なんでも揃う街

クアラルンプールは、

とにかく都会

です。

高層ビルが立ち並び、
ショッピングモールも多く、
生活に必要なものはほぼ何でも揃います。



交通インフラも整っていて、
移動もスムーズ。


飲食店も多様で、
日本食も簡単に手に入ります。




いわゆる
「海外だけど、日本とあまり変わらない便利さ」
がある街です。



ただし、
この便利さが移住という視点では
プラスにもマイナスにもなります


観光で訪れると魅力的でも、
いざ暮らすとなると
「都会すぎて日本と変わらない」
という印象につながることもあります。

ここから先の章では、
僕がクアラルンプールを歩いて感じたリアルなメリットと、
移住視点で見た時のデメリットを具体的に紹介していきます。

クアラルンプールの移住メリット 実際に歩いて感じた“便利さの強さ”

クアラルンプールに滞在してみて、
まず感じたのは
「生活インフラが整いすぎているレベルで便利」
ということでした。




・巨大ショッピングモールが多い
・外食の選択肢が圧倒的に多い
・日本食レストランも普通にある
・電車やモノレールが充実している
・タワマンが多く、設備も綺麗
・Grabでどこへでも簡単に行ける


観光で訪れても便利ですが、
移住となっても生活に困る場面はほぼ無いと思います。

都会で生活したい人や、
タワマンで快適に暮らしたい人には大きなメリットです。



さらに、
買い物のしやすさ、
清潔な施設の多さなど、
日本と近い感覚で暮らせる点も強みです。

初めての海外移住でも
「生活の不安が少ない街」
と言えると思います。

ただ、この便利さが
後の章で書く
移住としての物足りなさにつながっていく部分でもありました。

クアラルンプールの移住デメリット 都会すぎて“暮らしの楽しさ”が見えにくい

クアラルンプールは本当に便利な街ですが、
移住という視点で見ると
デメリットもはっきり感じました。



まず大きかったのは
「都会すぎて、日本とあまり変わらない」
という点です。


ショッピングモールは多いし、
飲食にも困らないし、
必要なものは全部そろう。


でも逆に言えば、
日々の暮らしの中で
“何をして過ごすのか”が分かりにくかったんですよね。



観光は1日あれば
主要スポットはほぼ回れてしまうので、


そこから先は
「で、明日なにする?」
という感じになりやすい印象でした。


仕事や学校に通う予定がない夫婦のプチ移住だと、
この“暇を持て余す感じ”がデメリットになりそうです。



また、都会中心なので
「街歩きを楽しむ」
というタイプの過ごし方もあまりハマりません。


建物は綺麗ですが、
異国らしい情緒はそこまで強くないため、
海外で暮らしている実感が出にくいと感じました。


そしてもう一つ強く感じたのが、
クアラルンプールは
「若くて毎日アクティブに遊びたい人向き」
かな?ということです。



もし僕たちが20代で、
クラブに行ったり、
夜遅くまで遊んだり、
ショッピング三昧の毎日を楽しみたいタイプなら、
クアラルンプールは最高の街だと思います。



だけど、
今回の視察は“老後のプチ移住”を見据えたものでした。


のんびり散歩したり、
妻とゆっくり過ごしたり、
カフェや街角を楽しみたい
という視点で考えると、
クアラルンプールの都会的な生活は
あまりフィットしない気がしました。



便利で快適ではあるけれど、
暮らしとしての“面白さ”や“海外感”を求めるなら、
クアラルンプールは少し物足りなく感じるかもしれません。

マラッカの特徴 落ち着いた街で“海外に住んでいる感”が強い

マラッカは、
クアラルンプールとはまったくタイプの違う街でした。


大きすぎない街のサイズ感と、
歴史ある建物が並ぶ雰囲気があって、
歩いているだけで異国らしさを感じられます。




観光地として有名なエリアが街の中心にあるので、
チャイナタウンや川沿いの散策も楽しめて、
クアラルンプールでは感じにくかった
“海外で暮らしている感”が自然と味わえました。



街全体が落ち着いているので、
夫婦でゆっくり歩いたり、
ちょっとしたカフェに入ったり、
日常の中に小さな楽しみが作りやすい印象があります。


街の規模も大きすぎず、
移動の負担も少ないので、
プチ移住のように
何週間も滞在するスタイルにも合っていると感じました。



クアラルンプールほど都会ではないけれど、
その分だけ生活のペースをゆっくり保てる。


そんな、
“のんびり暮らしたい人向き”の街だと思います。

マラッカの移住メリット 異国情緒・街歩き・生活ペースの作りやすさ

マラッカに滞在してみて感じた一番のメリットは
「歩くだけで楽しい街」だということでした。





クアラルンプールのように
巨大モールがあるわけではありませんが、
そのぶん街全体に異国らしい雰囲気があって、
散策そのものが日常の楽しみになるんですよね。



チャイナタウンの賑わい、
歴史的な建物、川沿いのゆるい空気、カフェのローカル感。




こういった要素が一つの街に
compact にまとまっているので、
夫婦でぶらっと歩くだけでも
充実した時間を過ごせると感じました。



街の規模も大きすぎないため、
移動がシンプルなのもメリットです。

Grabを使えばどこへでも簡単に行けますし、
歩いて回れる範囲に楽しめるスポットが多いので、
生活のリズムも作りやすい印象がありました。




そして何より、
クアラルンプールよりも
暮らしている実感が強いのがマラッカの良いところです。


海外らしい街の空気を感じながら、
ゆっくりとした生活を送りたいという人には、
かなり相性の良い街だと思います。

マラッカの移住デメリット 便利さはKLに劣るので“人を選ぶ街”でもある

マラッカは落ち着いていて、
街歩きも楽しめて、
海外らしさもしっかり感じられる魅力的な街ですが、
もちろんデメリットもあります。



まず、
クアラルンプールほどの便利さはありません。


巨大モールの数も少ないですし、
日本食レストランの選択肢もそこまで多くありません。

生活に必要なものは揃うけれど
「選べる幅」がKLに比べて狭い印象です。



また、
街の規模が小さいので
「刺激を求めたい人」
には物足りなく感じるかもしれません。



娯楽が多いわけでもないため、
遊びやアクティブな過ごし方が好きな人には向きづらい街です。



もうひとつ感じたのは、
マラッカは
“ゆっくり暮らすこと”が前提の街だという点です。


日常のペースを落として生活したい人には合いますが、
都会的な快適さや、
いろんな選択肢がほしい人にとっては
不便に感じる場面もあると思います。



とはいえ、
マラッカの魅力は
「足りない部分が生活のスパイスになる」
というところでもあります。


便利すぎず、でも不便すぎない。

海外らしさと生活のしやすさのバランスが、
ちょうどいいと感じる人も多いはずです。


どちらが良い悪いではなく、
性格や生活スタイルでハッキリ好みが分かれる街かなと思います。

夫婦のプチ移住ならどっちが合う?生活の“過ごし方”で選び方が変わる

クアラルンプールとマラッカを比べた時、
夫婦でのプチ移住という視点では

「どう過ごしたいか」


で答えが変わると感じました。



クアラルンプールは、
とにかく都会で便利。




買い物や外食の選択肢が多くて、
タワマン生活にも困りません。


もし都会的な暮らしを楽しみたい夫婦や、
ショッピング中心で過ごしたいタイプなら、
KLはすごく相性の良い街だと思います。




一方、
マラッカは街歩きが楽しく、
自然と“海外で暮らしている実感”が湧く街です。


散歩したり、ローカルのカフェに寄ったり、
観光地を少しずつ巡ったり。



ゆっくりした生活ペースを作りたい夫婦にとっては、
KLよりも断然暮らしやすい印象があります。




特に、僕たちのように
老後のプチ移住を考えている夫婦の場合は、
毎日クラブに行くわけでもなく、
アクティブに遊び回るわけでもないはずです。


そうなると、
クアラルンプールの都会的すぎる環境は
少しミスマッチに感じるかもしれません。


対してマラッカは、
街自体が“大きすぎず小さすぎず”で散策しやすいので、

日常の中で自然と
「今日はどこを歩こうか」
という楽しみが生まれます。


海外で暮らす実感を求めるなら、
マラッカはかなり有力な選択肢になると思います。

まとめ クアラルンプールとマラッカは“どんな暮らしをしたいか”で選ぶのが正解

クアラルンプールは都会で便利、
マラッカは落ち着いていて異国らしさがある。


この2つはどちらが優れているというより、
向いている生活スタイルがまったく違う街でした。


・都会的で快適なタワマン生活を楽しみたい
・買い物や外食を中心に過ごしたい
・便利さを最優先したい

という人には、クアラルンプールが向いています。



・ゆっくり散歩しながら過ごしたい
・海外らしい雰囲気の中で生活したい
・夫婦でのんびりした生活リズムを作りたい

という人には、マラッカの方が合うと思います。



特に夫婦で老後のプチ移住を考えている場合は、
毎日バリバリ遊ぶというよりも、
日々をどうゆっくり楽しむかが大事になってきます。


その視点で見ると、
マラッカの生活イメージの方が
自然に思い浮かびやすかったのが印象的でした。



そして、
どちらの街に住むとしても
大きなポイントになるのが
「移動のしやすさ」です。


僕たちは視察中、
ほぼすべての移動をGrabで済ませましたが、
これが本当に便利でした。


タクシーのような値段交渉もなく、
事前に金額が分かるので安心して使えます。



Grabの便利さについては、
こちらの記事で詳しくまとめているので、
あわせてチェックしてみてください。

 


どちらの街を選ぶかは、
あなたがどんな暮らしをしたいかで決まります。


この比較が、
あなたの移住計画の判断材料になれば嬉しいです。

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