ある日、いつも通りにクーラーをつけたのに、
エアコンの風はぬるいまま。
なんでや???
リモコンの設定を見直しても、
冷房モードにしても、
まったく改善されず(;'∀')
まさか、エアコンの故障?
と焦って、
すぐに修理業者を呼ぶことにしました。
正直、この時点では
「ガス漏れかな?」
「もう寿命?」
と疑っていたのですが、
修理後に聞かされた“原因”は、
まさかの
「掃除不足によるフィルター詰まり」(;゚Д゚)
え?でもこのエアコン、
オートクリーン機能がついてる
上位モデルなんだけど…
な、なんでよ?
と不信感が漂う中、
しかも、
出張費と簡易清掃の費用で
9500円もかかってしまったんです(;'∀')
「え、それなら自分で掃除してたら防げたじゃん…」
と、
思わずガックリ。
今回は
そんな冷えないクーラーの意外な原因と、
・実際にかかった費用
・プロに教わった掃除方法
・対処法
を紹介します。
エアコンの効きが悪いと感じたら、
修理を頼む前にチェックしてほしい話です。
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修理して発覚!冷えない本当の原因とは?
「機械的なトラブルじゃないですね〜」
そう言いながら、
業者さんがエアコンの外装パネルをカパッと外して、
中のフィルターをチェックしはじめたんですが
……うわ、思った以上に汚れてた(;゚Д゚)
ホコリがぎっしり。
さらにそのホコリが、
油で固まってカチコチに…。
「これ、フィルター詰まりですね」
あまりにもアッサリ言われて、
ちょっと拍子抜けというか、
肩すかしというか。
だって、ウチのクーラーには
オートクリーン機能がちゃんと付いてるんですよ?
僕:「え?オートクリーンがついてるから、
フィルターの掃除はされてるんじゃないんですか?」
業者さん:「ホコリはある程度落ちるんですけど、
油分は別なんですよね~」
なるほど…。
たしかに
リビングで焼肉とか、
揚げ物とかよくやってたかも。
それが空気中に舞って、
フィルターにべったり…ってこと?
しかも、その油汚れにホコリが吸着して
結果的に
フィルターがガッチガチに目詰まり。
そのせいで
風がちゃんと送られず、
部屋が冷えないというわけです(;'∀')
これ、もう完全に
「故障じゃなくて、ただの掃除不足」
でも、それに気づけずに
業者を呼んだ結果が…
9500円!!(;゚Д゚)
内訳は
・出張費 4000円
・簡易分解&フィルター清掃 5500円
「高っ…!」
と思いつつも、
「まぁ、ちゃんと冷えるようになったなら…」
と自分を納得させるしかありませんでした。
ちなみに
家電量販店でよくある5年保証や10年保証は
故障じゃない場合は、
補償対象外になることが多いらしく…(:_;)
でも、もし
最初からこの原因に気づいて
自分で掃除してたら――
9500円も払う必要なかったのに(;゚Д゚)
そう思うと、
ちょっと悔しくて。
この体験を
誰かにシェアせずにはいられなかったわけです。
次は、じゃあ実際に
どこをどう掃除すればいいのか?
プロが教えてくれた
「見落としやすい汚れポイント」や
「自分でもできる掃除のコツ」
について話していきますね!
掃除不足で冷えないを防ぐ!自分でできるチェックポイント
さて、
実際に業者さんから教わった
「掃除のコツ」
をシェアしますね。
まず言われたのが、
「エアコンのオートクリーンは完璧じゃない」
ってこと。
ホコリはある程度取れても、
油汚れは無理。
特に
キッチンの近くや、
リビングで焼肉・揚げ物などをする家庭は
要注意だそうです。
そして重要なのが、
以下の3ヶ所を定期的にチェック&掃除すること。
・フィルター
・フィン(熱交換器)
・送風ファン(ローラー)
まずフィルター。
これは誰でもすぐ外せますよね。
でも、驚いたのは掃除の仕方!
水洗いだけじゃダメで、
油汚れを落とすには
「中性洗剤(マジックリンなど)」
を使って、
強くこすらず、やさしく手でなで洗い
するのがポイント。
ブラシでゴシゴシすると、
アミが広がってしまい、
フィルターが使えなくなるそうです(;'∀')
次に
フィン(エアコンの奥にあるアルミのヒダヒダ)。
ここにはホコリが積もりがちで、
風の通り道を邪魔してしまう原因になります。
これは割り箸に
ウエットティッシュを巻きつけたものや、
100均のすき間掃除用ブラシなどで軽くなでるだけでOK。
(エアコンの電源は必ず切ってから!)
ちなみに
歯ブラシだと毛が短すぎて
届かないみたいです!
最後に、
送風ファン(ローラー部分)。
これもけっこうホコリがびっしり付きます。
ブラシでくるくる回しながら掃除すると、
だいぶスッキリして、
ニオイも軽減されますよ。
業者さんは100均で買った
こんなブラシを使ってました。
で、ここまで掃除してからエアコンをつけると…
「おお、風が冷たい!!(;゚Д゚)」
しかもですね!
実は、故障かな?って思ったとき、
エアコンの
真ん中の部分からは送風がなかった
のよ。
だけど、
掃除したら、
普通に風が出てくる!
やっぱり
ただただフィルターが目詰まりしてただけ(;゚Д゚)
しかもこの掃除、
全部合わせて20~30分で終わるレベル。
なのに9500円かかったと思うと、
複雑な気持ち…。
でも逆にいえば、
定期的にこれをやるだけで、
・冷えないクーラー問題が防げる
・ニオイも軽減できる
・電気代もムダにならない
と、いいことづくし!
「最近、エアコンの効きが悪いかも…」
と思ったら、
まずは掃除から始めてみてください。
次は
「オートクリーン付きエアコンでも掃除が必要な理由」
について、
もう少しだけ詳しくお伝えしますね。
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オートクリーンでも油汚れは落ちない!冷えない原因と掃除の正解まとめ
ここまで読んでくれた方の中には、
「うちのエアコンはオートクリーン機能付きだから大丈夫!」って
思ってた人もいるかもしれません。
……実は、僕もそうでした(;'∀')
でも、修理に来てくれた業者さんに
ハッキリ言われました。
「オートクリーンはホコリをある程度落とす機能ですが、
油汚れや湿気によるベタつきまでは取れませんよ」
えぇーーーっ!?(;゚Д゚)
確かに説明書を読み返してみたら、
自動フィルター掃除は
ホコリ対象って小さく書いてありました。
でもそれって、
普通は気づかないし信じちゃうよね…。
特に、
リビングやキッチンに近い場所にあるクーラーは要注意。
油分を含んだ空気がフィルターに吸い込まれ、
ホコリと混ざって固着することで、
フィルターが
「目に見えなくても詰まっている」
状態になっていることが多いそうです。
そしてそれが、
・風の量が減る
・ニオイがこもる
・冷えが悪くなる
など、いろんなトラブルの原因になるとのこと。
しかも、
エアコン内部にまでその汚れが広がると、
フィン(熱交換器)やローラー(送風ファン)にも
悪影響が出るんですよね。
業者さんが掃除中に
コソっと見てみたら
ローラーの羽根にびっしりとホコリがこびりついていて、
まるでカビみたいな状態になっていたんです(;゚Д゚)
「この汚れが風に乗って室内に流れると思うと…」
と一瞬ゾッとしました。
つまりオートクリーンがあっても、
定期的に「自分の手でやる掃除」
が必要なんだということ。
放置していると、
冷えないだけでなく、
健康被害やアレルギーの原因にもなりかねない。
そして何より、
今回の僕みたいに
無駄な修理費用を払うハメになるわけです。
じゃあ、
実際どれくらいの頻度で掃除すればいいのか?
これも業者さんに聞いてみたところ、
「リビングにあるエアコンは、
使用頻度にもよるけど、
ワンシーズンに1回程度で大丈夫ってことでした。
また、
寝室やあまり使わない部屋なら、
オートクリーン機能がついているなら
あまり気にせずで大丈夫だそうです!」
とのことでした。
そして気になる道具ですが、
業者さんのおすすめはこれ。
・フィルター掃除 → 中性洗剤(マジックリンなど)+手洗い
・フィン掃除 →100均ブラシ
・ローラー掃除 → 100均ブラシでくるくる回しながら汚れを落とす
※電源は必ずオフに!感電注意です
中でも便利だったのが、
100均で売っていた「ダブルブラシ」。
片方がハード、もう片方がソフトで、
場所によって使い分けできるのが
本当に重宝しました。
写真のようなブラシが1本あるだけで、
掃除のハードルがぐっと下がりますよ。
ってことで、
冷えない原因がまさかの掃除不足だなんて、
正直、僕も経験するまで思いもしませんでした。
でもそれで9500円かかったと思うと、
「もっと早く知っておけば…」
とちょっと後悔もしています。
だからこの記事が、
同じように「エアコンが冷えない…」
と感じている誰かの
節約と快適な夏のヒントになれば、
嬉しいです。