旅行じゃ物足りない!でも永住は不安。そんな50代にちょうどいいプチ移住入門

B!
どうも、トモです。

昔からなんとなく、
「いつか海外に住んでみたいなあ」
って思ってました。


でもそれは、
ただの夢というか、
ぼんやりとした憧れみたいなもので。


ところが50代になって、
子どもも手を離れ、
仕事もあと少しで一区切り。


少しずつ
「これからの人生って、どう過ごしたいんやろ?」
って考えるようになって、

気がついたら、

「やっぱり海外で暮らしてみたい!」

という気持ちが、
だんだん強くなってきたんです。


でも、いきなり永住なんて無理やし、
旅行じゃちょっと物足りない。

“暮らすように旅する”
って言葉はあるけど、

僕がやりたいのは
もうちょっと暮らし寄りのスタイル。


そんな中で出会った言葉が

「プチ移住」

でした。


旅行ほど気軽ではないけれど、
永住ほど重くない。


現地で“生活する”感覚を大事にできる、
そんな選択肢。

今回はまず、

「そもそもプチ移住ってどんな意味?」

という話から、
僕の視点で丁寧に整理してみたいと思います。

スポンサードリンク


そもそもプチ移住ってどういう意味?

ではあらためて、
「プチ移住」って

いったい何なんでしょうか?



僕自身、最初にこの言葉を見たとき、

「これや!」

と直感的に惹かれたんですが、

調べてみると、
実は明確な定義があるわけではないんです。



観光ビザで滞在できる期間だけ住む人もいれば、
リタイアメントビザなどを活用して
数か月〜1年くらい滞在する人もいる。


つまり、
「これがプチ移住です!」
という正解があるわけではなくて、


あくまでも
永住ではないけど、暮らすように住んでみる
という感覚がキーワードなんですね。


なので、
僕が考える「プチ移住」の意味を整理すると、
こんな感じになります。

◎ 滞在期間は1週間〜数ヶ月程度(多くは1〜3か月)
◎ 現地の生活を体感するのが目的(観光がメインではない)
◎ ビザ取得のハードルが低め(観光ビザで可能なケースも多い)
◎ 拠点はひとつにしぼって“住むように暮らす”ことを重視
◎ 帰国を前提とした“お試し移住”という位置づけ




旅行だと、どうしても

「観光地を回って終わり」
「スケジュールに追われる」


感じになりがちですが、

プチ移住はもっとゆったり、
自分たちのペースで暮らせるのが魅力。


朝は近所のカフェでモーニング。
昼はローカルのスーパーで買い物して、
夜は自炊。

毎日が非日常じゃなく、

ちょっと違う日常。

これが、僕たち夫婦がイメージしている
「プチ移住」の理想です。


また、
ネットで見ていても、
「プチ移住」という言葉は
年々注目度が高まっているように感じます。


特に50代・60代のセミリタイア世代にとっては、
「海外で暮らしてみたいけど、
永住まではちょっと…」

という気持ちにピッタリくる選択肢。

僕たちのように、
言葉やお金、医療などに不安がある人にとっても、

まずは暮らしてみる体験をしてから、
次のステップを考えるというスタイルが、
すごく現実的で、
精神的にもラクなんじゃないかと思います。



というわけで、
「プチ移住」とは――
旅行以上、永住未満のちょうどいい海外暮らし。

次のパートでは、
そんなプチ移住に魅力を感じた理由を、
僕自身の目線で深掘りしてみたいと思います。

僕が感じたプチ移住の魅力ベスト6

プチ移住という言葉を知ってから、
いろんな国や制度を調べていくうちに、

僕の中で
どんどん「やってみたい」
という気持ちが強くなっていきました。


なぜここまで惹かれたのか?

調査を重ねていくうちに、
プチ移住には明確な魅力が
いくつもあることが分かってきました。



ここでは、
僕が感じた大きな魅力を5つ…いや、
実はもうひとつ追加で、
6つに絞って紹介してみます。





1つ目は、
期間に縛られないという自由さ。

1週間でも1ヶ月でも、
行きたいときに行って、
帰りたいときに帰れる。

自分の都合、金銭的な都合や家族の状況に合わせて
柔軟にプランを組めるのは、
老後の暮らしにぴったりやと思います。



2つ目は、
行ってみて判断できるという安心感。

マジでこれかなり重要かなと思ってます。

なぜなら、
いきなり長期滞在を始めて

やっぱ、この国合わんな。。。(;'∀')

日本に帰りて~(:_;)

となっても、

なかなか帰国することって難しいですからね。


だけど、プチ移住なら
「試してみる」
という感覚で滞在できるので

合わんかったら帰国すればいいだけだし、

楽しかった!

ってなれば、
また来たら良いだけ。

ぶっちゃけ、
実際に住んでみないと分からないことも多いから、
まずは経験してみるというステップはすごく大切。


3つ目は、
金銭的なハードルが比較的低いこと。

永住となると、
住居の確保やビザ取得の手続き費用などで
何百万円単位の資金が必要な場合もあるけど、

プチ移住なら短期滞在なので、
飛行機代と滞在費が中心。

場所を選べば、
年金や退職金の範囲でも十分現実的やと感じました。

逆に言えば、
永住となると、普通の会社員では
なかなかビザの取得が難しいです。

資産がいくら以上ないとダメとか
定期的な収入がないとダメとか。


いやいや、老後に移住考えてんだけど、、、(;'∀')
収入なんか年金以外ないわい!

ってことで、
普通に永住とかを考えると
ほぼ無理ゲーだったりする。

その点、プチ移住だと
誰でも可能になるのですよ!



4つ目は、
人間関係のリセットがしやすいこと。

ご近所づきあいや親戚づきあいから
少し距離を置いて、
自分たちのペースで過ごす時間を持てるのは、
心にも余裕が生まれる大きなポイントやと思います。



5つ目は、
帰れる場所があるという安心感。

日本に家を残したまま
一時的に海外で暮らすスタイルだから、

「もし合わなかったら戻ればいい」

という気持ちの余裕が持てる。

これって、
精神的にめちゃくちゃ大きいです。



そして6つ目。
プチ移住には、面倒な手続きや制度の心配が少ない
という良さもあります。

たとえば、
ビザ申請の書類、現地の銀行口座の開設、
日本の家や財産、年金の管理…。


永住となると、
これらをすべて本格的に整理しないといけないけど、
プチ移住なら今ある状態のままでも動ける。

日本の住所も残せるし、
年金も引き続き受け取れるし、
銀行口座もそのまま。

手続きを最小限に抑えられるという点で、
「身軽に動ける」のは
かなり大きなメリットやと思います。


正直、僕が
プチ移住を選んだ一番の理由が
これだったりします(;'∀')


だって、
手続きとかめちゃくちゃ面倒くさくないですか?

ってか、
そんなのどうやったら良いか分からんし、
代理店に頼むにしても

信頼できる代理店探しからだし、
万が一騙されでもしたら
老後の資金、一気に吹っ飛びますからね(;'∀')

妻と子供、
そして孫からも非難されること
間違いなしですわ(;'∀')


そして、
日本の家を処分して
海外に飛び立って

失敗したら戻る家がない

というのは
恐怖でしかないですよね。。。


ってことで、
この6つを改めて見直すと、

プチ移住って
「チャレンジ」と「保険」が同時に成立する、

すごくバランスのいいスタイルやなと感じます。


ただ、それでも
「自分たちに向いているかどうか」
っていう視点はすごく大事。

次のパートでは、
僕が感じた「プチ移住に向いている人」の特徴を、
チェックリスト形式で整理してみたいと思います。

プチ移住はこんな人に向いてるかもチェックリスト

プチ移住の魅力を
いろいろと調べていくうちに、

「これは自分たちにも合うかもしれないな」

と思う一方で、

「いや、やっぱり自分たちには向いてないかも?」

という気持ちも何度かよぎりました。



そこで、
あらためて考えてみたんです。


プチ移住って、
どんな人に向いてるんやろう?

逆に、
どんなタイプの人には難しいのかも?

完全に正解があるわけではないけれど、
僕なりに整理してみたので、


チェックリスト形式で
一緒に見ていきたいと思います。



◎ まず、こんな思いがある人は、
プチ移住に向いてると思います。


□ 旅行では物足りなくなってきた
□ 一度は海外で暮らしてみたいと思っている
□ でも永住する勇気や資金まではない
□ 定年後の時間をどう使うか模索中
□ 夫婦の新しい生活リズムを作りたい
□ 日本の夏や冬を避けて快適に過ごしたい
□ 今の住まいや資産は手放したくない
□ 何事も「試してから決めたい」タイプ



◎ 反対に、
こういう方はもう少し検討が必要かも?


□ 海外の食事がほとんど合わない
□ 言葉が通じない状況に強いストレスを感じる
□ 環境の変化に極端に弱い
□ 医療面で強いこだわりがある(持病など)
□ 国内での役割や責任がまだ多い(介護など)



プチ移住の一番のメリットは、
あくまでお試しであるということ。

だから、
どちらかといえば

「少しでも海外生活に興味がある」
「できるならやってみたい」

という気持ちさえあれば、
前向きに検討する価値は
十分あるんじゃないかと思います。



特に僕たち夫婦のように、
まだ定年を迎えていない段階なら

このチェックリストを使って、
お互いの気持ちや条件を
すり合わせるのにも役立つ気がしました。


そして、
すべてのチェックが揃わなくても大丈夫。


大事なのは、
「不安もあるけど、それでもちょっとやってみたい」
という気持ちがあるかどうか。



次のパートでは、
そんな気持ちを少しずつ形にしていくために、

僕たちが考えている
プチ移住の第一歩について、
調査して分かったことをまとめてみます。

スポンサードリンク


実際にどう始める?プチ移住の第一歩

「やってみたい」という気持ちはあるけど、

いざ始めるとなると、

何から手をつけたらいいのか分からない。



僕たち夫婦も最初はまさにその状態でした。


海外に住むなんて、
どこから調べて、
どう準備すればええんやろ?

ネットには情報があふれてるけど、
どれが本当に役立つのか分からない。


そんなふうに感じている人は、
まずはこの3つのステップから
始めてみるのが現実的だと思います。



◎ ステップ1
興味のある国を絞る(優先する条件を明確に)


まずは
「どこの国に住んでみたいか?」
をイメージすることから。

でもその前に、

「何を優先したいか?」

を考えることがすごく大事。


たとえば、

・物価が安い
・治安がいい
・日本語が通じやすい
・日本から近い
・ビザが取りやすい
・気候が合う

など、条件を先に書き出して、
それに合う国を探していくのがおすすめです。




◎ ステップ2
観光ビザでの短期滞在を計画してみる


「いきなり何ヶ月もは不安」

という人は、
観光ビザでの1週間〜1か月の短期滞在を
お試し移住として組んでみるのが安心。


このときはホテルじゃなく、
キッチン付きの宿(コンドミニアムやAirbnb)を選ぶことで、
より暮らすように住む体験ができます。


実際に現地のスーパーに行ってみたり、
近所を散歩したりするだけでも、
ネットでは得られないリアルが見えてきます。



◎ ステップ3
情報をノートにまとめておく


気になる国の情報、
ビザ、生活費、現地の口コミなど、
調べたことは必ずメモして残しておくこと。


できれば、
夫婦で意見交換できるように
共有ノートをつくるのがおすすめです。


僕たちも、
ネットで見つけた情報を
「移住ノート」に貼り付けて、
「ここええな」「これは不安やな」
と書き合ってます。



この3つのステップをゆっくり進めることで、
「やってみたい」から「実際にできそうかも」に
気持ちが変わってきます。


そして大事なのは、
いきなり完璧な計画を立てなくてもいいということ。


調べながら気が変わるのもOK。


夫婦で話し合いながら一歩ずつ進めば、
それ自体がすでにプチ移住への準備になってるはずです。



次のパートでは、
ここまで感じたことを振り返りながら、
なぜ僕たちがこのスタイルに惹かれたのか

そしてこの暮らし方が、
定年後の生き方にどうフィットするのか、
まとめてみたいと思います。

スポンサードリンク


まとめ:人生の後半に、ちょっとだけ海外を加えてみる価値

ここまで、
僕たちがなぜプチ移住という暮らし方に惹かれたのか、
どんな魅力があって、
どう準備を進めているのかを整理してきました。


調べれば調べるほど、
「海外で暮らすって、案外手が届くかもしれない」
と思えるようになった。


でも同時に、
「やっぱり不安は尽きない」
というのも正直なところです。


どこの国にするか、
言葉は大丈夫か、
ビザはどうするか、
お金は足りるのか、
妻と一緒に暮らせる環境か、
医療やトイレは快適か――


これらの不安が
完全になくなることは
たぶんない。



だけど、
「それでも行ってみたい」
という気持ちが強くなってきたんです。



プチ移住の魅力は、
ただ海外に住むことじゃなくて、
「選択肢を持てる」
という感覚なんやと思います。


老後の暮らし方って、
日本に住み続けることだけが正解じゃない。


自分たちにとって
心地いいリズムを探す旅、
その途中に海外という選択肢があるのは、
すごく豊かなこと。





いまの僕も、もちろん
焦りや不安も感じてます。


SNSで見る「海外移住成功者」の
キラキラした暮らしに、
ちょっと羨ましくなったりもする。



でも、それに振り回されるんじゃなくて、
自分たちなりのスピードで、
楽しみながらやっていけたら、
それでいいと思えるようになってきました。



最後に、
僕たちがプチ移住を考えるうえで
大事にしている価値観を、
チェックリスト風にまとめておきます。


◎ 無理せず、比べず、自分たちのペースで
◎ まずは“試してみる”ことに意味がある
◎ 不安があっても、それも一歩の材料に
◎ 暮らし方は、いつからでも変えられる
◎ 旅ではなく、“生活”を味わいたい
◎ 一緒に笑える時間を、夫婦で増やしたい
◎ 人生の後半に“新しい経験”を加えてみたい
◎ 帰れる場所があるから、挑戦できる




僕たちのプチ移住計画は、
まだまだスタート地点。


でも、こうして情報を集めて、
少しずつ気持ちを言葉にするだけでも、
「動き出してる」と感じられます。


このブログが、
僕たちと同じように
迷っている誰かのヒントになれば嬉しいです。


そして、
僕たちの次の一歩が、
あなたの一歩にもつながったら、
もっと嬉しいです。

スポンサーリンク
最新の記事はこちらから